一つ笑い話を
携帯を紛失してしまったので携帯会社に連絡したいが、自分の携帯の電話番号がわからない。
だったら友達が携帯番号を登録しているから電話して尋ねたらよいとアドバイスをくれました。
なるほどよいアイデアだと思い、友達に電話しようと思ったが、その電話番号も分からない。
確かに、携帯に全てを入れていて、バックアップを取っていないので、携帯がないと連絡もできないとつくづく思いました。
もう一つ笑い話を
私の言うことは、うどん屋の釜と解く、その心は、
言う(湯)ばかり
その人がどんな人かを知るには、その人の行動を見ればよいと言われています。言葉より行動を。
行動には、その人が時間とお金を何に使っているかを見る。付き合っている仲間を見るのもその人がどんな人か知る判断になるようです。
言葉の重みと人に与える影響の大きさ
ちょっとした言い方で相手の顔色が変って・・・ということがあります。
何が機嫌を損ねたのかが分からない場合もあります。
言葉がその場の雰囲気を変えたり、相手の気持ちを変えたりします。 ”覆水盆に返らず”。まさに放たれた言葉は言い直せないですね。 言葉は凶器にも優しさにもなりますね。 言葉は誰の口から発したかにより、重みが違います。
同じ言葉でも、その言葉が出た人によって受け取る側の重みが変わります。
言葉を選ぶことも大切ですが、言葉に選ばれないようにしたいです。
良寛さんは、何も与えるものがないから、
せめて言葉だけでもその人に相応しい温かい言葉を上げようとされたとありました。
仏教の七施の一つに、”愛語”があります。良寛さんはその実践者だったのでしょう。
映画『禅 ZEN』(道元禅師のご生涯や「教え 」)も”愛語”がテーマの一つだったそうです。