「いい人生を選択できる心理学」 國分康孝著
自分を開示することで、相手との接点を増やし交流を図る。
1)感情を語る
2)考え方を語る
3)行動を起こす
ゲーテの言葉
「人は悩むかぎり成長するものである」
國分康孝の言葉
「悩むことによって考えたり、行動したり、感じ方を模倣したりするから、人間は成長するものである」
悩みはよくないと思われますが、悩み、考え、行動することによって、成長に繋がるとのことです。
大切なことは行動することのようです。千里の道も先ずは一歩踏み出してみる。一歩踏み出してまた考える。そして行動する。
悩むことがよくないのは、悩み心配し、行動に結びつかないからなのでしょう。悩み心配することでどんどん心配が膨らんで、その膨らんだ心配なことに自分が押しつぶされているように思います。行動が伴えば何か道が見付かるのでしょう。
”心身一如”の言葉があります。身体と心は一つとの意味です。
身体の変化が心に影響を与え、心の変化が身体に影響を与えます。
身体を動かすことで、心も影響を受けどうどう巡りの考えから抜け出せるかもしれません。
悲しい時に、わざと笑うと身体は笑っていると勘違いして幸せなホルモンを出すそうです。散歩する、指先を動かすと脳を活性化させるそうです。何より行動している時は心配事を一時的に忘れている場合が多いです。少し心を休ませることにもなるのかもしれません。