幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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阿川佐和子さん「サワコの朝 松本隆さん」 "2000曲以上の曲に詩を!”

2017-11-18 08:16:26 | 生き方/考え方
作詞家。木綿のハンカチーフ、書いた作詞は2000曲以上。
数々のヒット曲。シャイでオシャレで背の高い人。本当にしゃべりたくない。
大学時代、ロックバンドはっぴいえんどでドラム担当。夏色の思い出、ポケット一杯の秘密がベスト10入り。ヒットメーカーの地位を確保。
ルビーの指輪、白いパラソル、スニーカーブルー、冬のリビエラ、君に胸きゅん。
紫綬褒章を受章。人の記憶に残る曲を作り続けた思いを語る。

はっぴいえんどから数えて作詞作成は47年。作詞は苦労したかと言われたら、全部苦労した。
風の谷のナウシカも。
森進一さんの歌を作ってくれと言われ、日本でなくても良いと言われ、ニースとコート・ダジュールの中間辺りのリビエラで。最初に場所が出てくる。例えばバルコニーなども最初に。

1曲目は「青い影」 ダンスパーティを思い出す曲。中学から慶応。バンドやっていた。パーティー券を売りまわっていた。
バンドは高一から。はっぴいえんどは細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂さんと4人グループ。
ハッピーエンド3年間で終わった。頑固なメンバーだった。個性が強すぎた4人。これはバラけるなと思った。どうしようと思わなかった。作詞家になろうかなと言ったら仕事を2つ持って来てくれた。それが2つベスト10に入った。サブカル系だった。作詞をやったら友だちを失うかなと。仲間は松本は魂を売るのか?のような雰囲気。

詩を読むのは好きな少年だった。ボートレートの詩、よく意味がわからなかったけど読むのは好きだった。

木綿のハンカチーフが大ヒット。恋人の往復書簡。当時のディレクターは九州出身だった。東京の歌でオシャレなので地方の人には受けないと言われて、だったら地方出身の歌を書いてみようかと思った。多くの人が東京出てきて得たものもあったが、失くしたものを抱えていた。木綿の言葉が良かったのではないか。木綿は死語になっていた。木綿はコットンという言葉に変わっていた。木綿ほど安いものはない。
赤いスイトピーの“春色の汽車”が松本色。最初は淡い中間色、その後赤い色が出てくる。

寺尾聡さんのルビーの指輪。寺尾さんは勝ち抜いていたグループ。カッコ良いなと思っていた。その人から依頼が来たので嬉しく思った。この歌詞には愛がある。7月は自分の誕生石。これまで宝石の歌はない。ないものを作るとヒットする。優しい言葉を並べる。行ごとに言葉を並べるが、間にひねりを入れる。小説と違う詩の作り方。

これから作詞家になりたいという人に何というか?シンガーソングライターが多い。しかし、シンガーソングライターで良い詩を書いている人は10人ほど。分業があっても良いのではないか。
クミコさんの詩を作った。「デラシネ」。クミコさんはリズムも良いし。二人とも還暦を過ぎている。これから挑戦する音楽。これからもっとターゲットになる(高齢者)層を。面白いものを作れば買いますよ。

2曲目、「So In Love」に嵌った。挑発している。詩の内容に心を奪われた曲。曲もコードも良い。注)
喧嘩しても君を愛している。こういうのがスタンダードになるかな。
語彙を多くする。そのためには本をたくさん読む。
今の歌は限られた言葉で作られている。本を読むしかない。

感想
バンドから作詞家への転向は勇気が必要だったと思います。
バンドが解散したからこそ、作詞家 松本隆さんが生まれたのでしょう。
棄てることによって、掴むことがあるのが人生のように思いました。

注)
http://blog.theyannie.com/so-in-love/

Strange, dear, but true, dear,
When I’m Close to you dear,
不思議だけど本当だよあなたの近くにいると
The stars fill the sky,
So in love with you am I.
星で空がいっぱい、私はあなたに恋してるから
・・・・・
So taunt me and hurt me,
Deceive me, desert me,
私を嘲って、傷付けて、裏切って、捨てて
I’m yours ‘til I die,
でも、私は死ぬまであなたのものよ
So in love,
So in love
So in love with you, my love, am I.
あなたに恋してるから