https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/business/afpbb-3223724.html 2019/05/06(AFPBB News)
【AFP=時事】(更新)米航空機大手ボーイングは5日、墜落事故が相次いだ737MAX型機について、失速警報装置に欠陥があることを同社技師が2017年に確認していたと発表した。乗客乗員189人が死亡したインドネシアの格安航空会社ライオン航空機墜落事故の1年前には、問題が認識されていたことになる。
ただしボーイングは、経営陣が欠陥について知らされたのは昨年のライオン航空機の事故発生後だったとしている。737MAX型機はその後、エチオピア航空の同型機が今年3月に墜落し157人が死亡した後になって運航が中止された。
ボーイングによると、737MAX型機には翼と対向する空気の流れの角度「迎角」を検出するセンサー2つの情報が一致しなかった場合、操縦士にAOAの不一致を知らせる警告装置が標準搭載されているはずだった。しかし、この装置はオプションの計器を追加購入しないと作動しない仕組みになっていたという。
ライオン航空とエチオピア航空はいずれも計器の追加購入をしておらず、安全装置が機能しない状態だった。
欠陥のあるAOAセンサーから送られた情報によって失速防止システム「MCAS」が不必要に作動したため、操縦士が高度を保とうとしても機首が下がり続け、墜落事故を引き起こした可能性がある。
ボーイングの声明は「2017年、737MAX型機の納入が始まって数か月のうちに、737MAX型機のコックピット表示装置のソフトウエアがAOA不一致を警告するのに必要な条件を正しく満たしていなかったことを、ボーイングの技術チームが確認した」と説明している。
ボーイングではシステムの見直しを行ったが「AOA不一致の警告が作動しなくても機体の安全性や操縦に悪影響はない」と判断し、「コックピット表示装置のソフトウエアの次回更新」で措置を講じるまで「既存の機能のままで問題ない」と結論付けたという。「会社上層部はこの見直しに関与しておらず、ライオン航空機事故後に初めて問題を知った」と同社は釈明している。 【翻訳編集】AFPBB News
感想;
ウイキペディアより
2018年10月29日 ライオン・エア610便墜落事故
就航してから17か月後の2018年10月29日、インドネシアのジャワ海でライオン・エア610便(ボーイング737MAX 8型機、PK-LQP)が離陸後約10分で墜落、乗客乗員189名全員が死亡した。
2019年3月10日エチオピア航空302便墜落事故
610便の墜落事故の悲劇から5ヶ月半後の2019年3月10日、エチオピアのアディスアベバ、ボレ国際空港より離陸したエチオピア航空302便(ボーイング737MAX 8型機、ET-AVJ)が、離陸後約6分で墜落し、乗客乗員157名全員が死亡した。
サウスウエスト航空におけるMCASの不具合
302便の事故の後、アメリカのサウスウエスト航空においてもMCASに起因するとみられるトラブルが発生していたことが判明した。トラブルは8件発生したが、いずれもオートパイロットを解除して手動操縦に切り替える対処がなされたことで、事故には至らなかった。サウスウエスト航空内ではMCASの不具合に対する対応策が共有されていたという。
まったく事故なしに設計、製造を行うことは不可能かもしれません。
だったら、起きた時にどう対応するかです。
エチオピア航空の墜落を防げなかったのか?
サウスウエスト航空内ではトラブルの対応策が共有されていたとのことです。
だったら、それがボーイング社に報告されていたのかいなかったのか。
ボーイング社が把握したときに、ユーザーに注意喚起をしていなかったのかどうか。
経営陣は聞いていなかったとのことですが、もしそうなら、社内の仕組みに問題があるのではないでしょうか?
あるいは経営陣が率先して事故原因調査を行っていなかったら知らなかったと言えるのかもしれません。
【AFP=時事】(更新)米航空機大手ボーイングは5日、墜落事故が相次いだ737MAX型機について、失速警報装置に欠陥があることを同社技師が2017年に確認していたと発表した。乗客乗員189人が死亡したインドネシアの格安航空会社ライオン航空機墜落事故の1年前には、問題が認識されていたことになる。
ただしボーイングは、経営陣が欠陥について知らされたのは昨年のライオン航空機の事故発生後だったとしている。737MAX型機はその後、エチオピア航空の同型機が今年3月に墜落し157人が死亡した後になって運航が中止された。
ボーイングによると、737MAX型機には翼と対向する空気の流れの角度「迎角」を検出するセンサー2つの情報が一致しなかった場合、操縦士にAOAの不一致を知らせる警告装置が標準搭載されているはずだった。しかし、この装置はオプションの計器を追加購入しないと作動しない仕組みになっていたという。
ライオン航空とエチオピア航空はいずれも計器の追加購入をしておらず、安全装置が機能しない状態だった。
欠陥のあるAOAセンサーから送られた情報によって失速防止システム「MCAS」が不必要に作動したため、操縦士が高度を保とうとしても機首が下がり続け、墜落事故を引き起こした可能性がある。
ボーイングの声明は「2017年、737MAX型機の納入が始まって数か月のうちに、737MAX型機のコックピット表示装置のソフトウエアがAOA不一致を警告するのに必要な条件を正しく満たしていなかったことを、ボーイングの技術チームが確認した」と説明している。
ボーイングではシステムの見直しを行ったが「AOA不一致の警告が作動しなくても機体の安全性や操縦に悪影響はない」と判断し、「コックピット表示装置のソフトウエアの次回更新」で措置を講じるまで「既存の機能のままで問題ない」と結論付けたという。「会社上層部はこの見直しに関与しておらず、ライオン航空機事故後に初めて問題を知った」と同社は釈明している。 【翻訳編集】AFPBB News
感想;
ウイキペディアより
2018年10月29日 ライオン・エア610便墜落事故
就航してから17か月後の2018年10月29日、インドネシアのジャワ海でライオン・エア610便(ボーイング737MAX 8型機、PK-LQP)が離陸後約10分で墜落、乗客乗員189名全員が死亡した。
2019年3月10日エチオピア航空302便墜落事故
610便の墜落事故の悲劇から5ヶ月半後の2019年3月10日、エチオピアのアディスアベバ、ボレ国際空港より離陸したエチオピア航空302便(ボーイング737MAX 8型機、ET-AVJ)が、離陸後約6分で墜落し、乗客乗員157名全員が死亡した。
サウスウエスト航空におけるMCASの不具合
302便の事故の後、アメリカのサウスウエスト航空においてもMCASに起因するとみられるトラブルが発生していたことが判明した。トラブルは8件発生したが、いずれもオートパイロットを解除して手動操縦に切り替える対処がなされたことで、事故には至らなかった。サウスウエスト航空内ではMCASの不具合に対する対応策が共有されていたという。
まったく事故なしに設計、製造を行うことは不可能かもしれません。
だったら、起きた時にどう対応するかです。
エチオピア航空の墜落を防げなかったのか?
サウスウエスト航空内ではトラブルの対応策が共有されていたとのことです。
だったら、それがボーイング社に報告されていたのかいなかったのか。
ボーイング社が把握したときに、ユーザーに注意喚起をしていなかったのかどうか。
経営陣は聞いていなかったとのことですが、もしそうなら、社内の仕組みに問題があるのではないでしょうか?
あるいは経営陣が率先して事故原因調査を行っていなかったら知らなかったと言えるのかもしれません。