幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「Go To キャンペーン」、感染拡大に注意して進める−西村再生相 "県をまたぐ移動を避けるようにと言っておきながら!”

2020-07-13 02:24:00 | 新型コロナウイルス
https://news.goo.ne.jp/article/bloomberg/politics/bloomberg-QDC6Y9DWX2PZ01.html 2020/07/12Bloomberg L.P.

西村康稔経済再生担当相は12日午前にNHK番組への出演と記者会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた地方などの需要喚起策として政府が行う「Go Toキャンペーン」について、首都圏で感染拡大が起きている現状を踏まえて「注意しながら進めていかなければならない」と語った。

  また、九州を中心とした豪雨被害なども念頭に、週内に取りまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)では、国土強靭(きょうじん)化や減災・防災を大きな柱の1つに位置付ける考えを表明した。

  「Go Toキャンペーン」は宿泊代金の割引など一部が22日からスタートする。西村氏は同キャンペーンの実施にあたり、感染拡大防止とともに、豪雨被害の被災地への配慮も「十分に頭に置きながら進めていかなければならない」と語った。

  東京都を中心に新たな感染者数が増加傾向にある中での国内移動の活発化は、全国的に感染拡大が広がる懸念があるが、「感染防止と経済・社会活動を両立させる段階にある」とし、「体調が悪い人、違和感がある人はそもそも外出や県をまたぐ移動は控えてほしい」と要請。交通機関や受け入れ側のホテルなどに対して感染防止策の徹底を呼び掛けた。

  東京都では11日、新たに206人の感染者が確認され、3日連続の200人超えとなるなど感染者が増加傾向にある。

  西村氏は、東京での感染拡大が神奈川、千葉、埼玉の周辺の3県に影響を与えているのは事実と述べるとともに、感染経路不明者の割合が増えていることなども踏まえ、「非常に警戒すべき状況だ」と強調。

  高齢者への感染拡大を阻止する観点からも、「接待伴う飲食店に対するPCR検査を大幅に拡大する」と語った。

  埼玉県が11日、感染防止策を徹底していない接待を伴う飲食店に対して休業を要請すると発表したことについては「法律に基づくものであり、有効な手段の1つ」と言明し、小池百合子都知事に検討を要請したことも明らかにした。

  また、西村氏は、これまでのコロナ対策の効果を分析することを表明し、「全国の知を結集し、次の波への対策をより進化させていきたい」と語った。

感想
大野埼玉県知事が「東京に行かないように」
小池都知事が「県をまたがないように」

西村氏が「Go to キャンペーンで東京並びに3県から地方にどんどん旅行へ」

矛盾していないでしょうか?
菅官房長官は「今の感染者増加は東京の問題だ!」と発言。

東京の感染を地方に広げるようなものです。

東京女子医大では看護師がボーナスゼロで400人が退職希望とか。
今は新型コロナで赤字や経営危機に陥っている病院を支えることではないでしょうか?

PCR検査もせずに感染者数を抑えてきました。
そのために感染した人が広げていきました。

今の感染者を夜の人のせいにしていますが、政治の怠慢ではないでしょうか。
小池都知事はポロッと本音「感染者数を60人に抑える」が出ました。
まさにPCR検査数を抑えて感染者数を抑えてきたのが出てしまったようです。

今できることは、
・PCR検査を徹底して行う
・感染者を隔離
・重症化リスクのある人は早期治療
・アビガン保険適用
・医療機関の支援
その上で、国民に協力を仰ぐことです。
感染を国民のせいにして、これまでの怠慢(または施策の間違い)から目をそらすことは、これからも同じ間違いをしてしまいます。

https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/9a5949a11d01b9f3b1a165b947af1e0a
アビガン、有効性示されず 臨床研究で、藤田医大が発表 "有効性を示しにくい臨床研究”

「ブリーフセラピーの極意」森 俊夫著 ”効果/コストを考えるセラピー”

2020-07-13 01:30:00 | 本の紹介
・ブリーフセラピーを定義すると「精神科医ミルトン・H・エリクソンの臨床実践に何らかの啓発を受けて発達した短期心理療法の一群」のことです。この中には、MRIブリーフセラピー、戦略的アプローチ、NLP(神経言語プログラミング)、エリクソニアン・アプローチ、解決志向ブリーフセラピー(SFBT)などが含まれます。

・「ブリーフ」とは「効率的」であること。
「効率」とは、「産出量(効果)/投入量(コスト)」のことです。

・「時間的コスト」と「心理的コスト」に関しては、すごく幸いなことに、心理療法やカウンセリングの領域では、コストを下げたほうが効果が高くなるという傾向があるんですよね。

・心理療法やカウンセリングは、時間をかければいいというものではない。
初回が最も高い効果性を持っている。

・ブリーフセラピーでは初回から介入する。可能なら、インテーク面接は廃止しましょう。

・ラポール形成を素早く。「ラポール(rapport)」とは、クライエントとカウンセラーとの間の相互の信頼相関係のことです。

・素早いラポール形成に対峙なことは、「笑顔」ですね。
共通点・共通の話題を見つけること。「まずはこちらがクライエントのことを信頼する」

・共通点・一致点を見つけるコツは、「共通点・一致点はアバウトに」です。
例えば、「え? あなたも関西人!?」とか「スポーツ好きなの!?」

・「合わせる」(ペーシング)
従来、カウンセリング業界では、「受容」という言葉が強調されてきましたが、ブリーフセラピー業界では、ほとんどそれは使われません。その代わりに「合わせる」です。

・言語的に合わせるという場合、話の内容よりも、単語レベルでの合わせのほうが重要なんです。
だから、私はクライエントさんが使った言葉をメモしておいて、その言葉を使って私もしゃべるのです。カウンセラーはクライエントと同じ単語を使ってしゃべらなければならない。

・非言語的同調状態のことを「バイオラポール(生物的ラポール)」と呼んだりします。

・出会った瞬間の印象が予後を決定する

・相手を「信頼する」というのは、相手の中に「リソース(資源・資質)やストレングス(力)を見つける」ということと同義です。

・面接(かかわり)は、明るく、楽しく、楽に
従来のカウンセリング領域ではずっと、「受容」「共感」が強調されてきて、確かにそれは重要なことなんだけれども、従来モデルって、どうしてそんなにクライエントさんの「つらさ」や「大変さ」といったネガティブ感情ばかりを拾い上げるの?

・気持ちや感情は焦点を当てた部分が膨らむ
「受容」「共感」は大事なことですが、何を受容し、何に対して共感するのか、カウンセリングにおいては、その対象の選別が最も重要な課題となるのです。

・「クライエントさんの肩の荷の重さと、カウンセラーの肩の荷の重さは比例する」

・クライエントさんって、皆一人ひとり違うじゃないですか。だから一人一人皆違う良くなり方をしていくんです。

・これから(未来)のことに、明るい展望が持てる面接に
ブリーフセラピストの毎回のセッションの最低達成目標は、「クライエントさんが部屋に入ってきたときの表情より、出ていくときの表情のほうが良いこと」

・先行きの展望を明るいものにするためには、この「自分には力がある」は、必須の要件となります。

・ブリーフセラピーの極意「ものすごく基本的なこと四つ」
1) ブリーフなかかわりをしようと思うこと
2) ラポール形成を素早く
3) 面接(かかわり)は明るく、楽しく、楽に
4) これから(未来)のことに、明るい展望が持てる面接に

・リソースを見つける極意
 SFBTのアプローチは「問題」や「原因」に焦点をあてない、そもそも「問題」から出発しないという発想に基づいたやり方のことで、人々が「解決(より良き未来)」を手に入れることに役立つものだけに焦点を当てる方法のことです。そして、人々が「解決」を手に入れることに役立つものとは、「リソース(資源・資質)」「解決像(良い未来像)」「アクション(何かすること)」の三つだとするやり方のことです。

・実は「問題」というのは「リソースの宝庫」なのです。
神田橋條治先生は、「『問題』の言葉が浮かんだら、その下に『能力』という言葉を付けなさい」とおっしゃっています。
・コンプリメント(ほめること、労うこと)の極意
1) まずは小さくほめる
2) 事実を指摘する
3) 「例外」を見つけ、確認し合う
「少しでも良くできたときのこと」あるいは「少しでもよりマシなことが起こったときのこと」を「例外」と呼びます。 

・期待しながら粘って待つ。要するに粘りが大事なんです(諦めたら終わり)。「あなたはきっとこの質問に答えられるよ」(あなたはミラクルクエスチョンに答えっられるリソースがある)という期待に満ちた目で、クライエントさんのことをみつめることが大事なのです。

・ミラクルクエスチョンは唐突な質問である
「あなたが眠っている間にね・・・奇跡が起こって、あなたが嫌だな、困ったなと思っていることが、すべて解決してしまったとするんです・・・」
① まずはそれを受け容れ、一緒になってその夢のような世界で遊ぶ
② そこから「テーマ」を絞り込みつつ
③ 徐々に現実に引き付けてきて、現実との接点を見つけ出す
④ 最終的に小さくても十分に達成可能なゴールを設定する

・タイムマシン・クエスチョン
高校生にタイムマシン・クエスチョンをして、20市のある日の午後に飛んだとしますね。そこで見えてきた光景は、並木道を彼氏と二人で散歩している自分の姿だった・:・

・「未来」と「原罪」を結ぶ
定型ミラクル・クエスチョンでは、まず奇跡が起こった状態を思い描いてもらって、それを原罪を結び付けるために「例外」(すでに起こっていること)を引き出すという手順になります。

・「解決像」も「ゴール」もクライエントが決める

・「ウェルフォームド・ゴール」の形成
クライエントさんが最初に出してくるのは「ゴール」の「原石」です。しかし「原石」はそのままだと使えない場合が多くて、だからそれを使える(役に立つ)ものへとシェイプアップ(洗練)させていく作業、それがこちらの仕事となります。
1) 大きなものでなく小さなものであること
2) 抽象的ではなく具体的な行動で表されていること
3) 否定的ではなく肯定的で表されていること
プラスα それが解決に向かっての確かな一歩になるという感覚がクライエントにあること

・目的を持ってスケーリング・クエスチョンをする
1) リソースや「例外」を引き出す
2) 「ゴール」を設定する

・アクションと課題にかかわる極意
1) アクションの重要性
2) アクションへの動機づけ
3) アクションの中身を特定する方法-「例外」分析

・DO More課題
「それは良い方法だね。よし、これからもどんどんその手を使ってみよう」と提案する。

・観察課題
「とにかく日々起こっている例外について観察してみましょう」
「例外の中にこそ、解決のヒントがある」

・プリテンド・ミラクル・ハンド
次回の面接までの間に、好きな1日か2日選んでもらって、その日はあたかも奇跡が起こったかのように振る舞ってみてください。そうすると、周りの人たちがどんな反応をしするのかを、よく観察してください。

・解決志向ブリーフセラピーには「専門性」がない

・「問題の外在化」の極意
「問題」を「外在化」する。
「問題の外在化」の手順
1)「問題」を固定する
2)「問題」にニックネームを付ける
3)「ヤツ」の「生態調査」および「被害状況調査」
4)「ヤツ」への対処の基本方針策定
5)「ヤツ」への具体的対処法の提案

・解決志向ブリーフセラピーには「専門性」がない
「『クライエントこそが、彼らの人生の専門家であって、セラピストが専門家なのではない』という発想を『前提』にしなさい」と教えます。

・解決志向ブリーフセラピーは「問題」を「問題」として扱えない
ただ実際は、「問題」の話を「問題」として聞いてほしい、扱ってほしいと願うクライエントも、それなりの数いすというのも事実なんです。

・私は最初、心理療法に関しては精神分析を学んでいました。でも、当時の私の臨床は、まあ下手でしたね。患者さんがめったに治んない。それが、エリクソンのことを知った翌日から、私の治療成績は、めっきりと向上したのです。だからほんと、私にとってはエリクソン様々なんですよ。

・ユーティライゼーション(Utilization)
クライエントの持つ長所だけではなく、病理や症状までも使うという点です。
自分はイエス・キリストの生まれ変わりであるという宗教血統妄想を持つ統合失調症患者に対して、かれは「君はイエス・キリストの生まれ変わりだよね。だったら大工仕事が得意だよね。ちょっと医局の本棚を直してくれない?」「人々を救うのが君のミッションだよね。じゃあ、他の患者さんと協力して、みんなで病室のモルタルを塗り直してくれない?」とやるんです。

・「無意識」の力を真実
「無意識のほうが意識よりも、より多くのことを知っており、力も強い」「無意識に任せておけばうまくいくことも、意識の混入によって妨げられる」

・「心理療法とは、クライエントが持っていないものを与えることでも、持っているものを矯正することでもない。持っているにもかかわらず、使われていないものを引き出すことである」
「使われていないもの」の多くは、「無意識」に属します。ですので、この極意実現のための第一歩は、「無意識」の力を信じることです。次にそれを引き出すこと、ですね。

・混乱技法
相手が混乱するようなことを言ったりやったりすることです。
未知の角に立っていたエリクソンが、角を曲がってきた男とぶつかったときの話です。エリクソンはとっさに、「ああ、ちょうど2時10分だ」とつぶやきました。実際は4時頃だった)。そして呆気にとられて立ちすくんでいる男の横を、エリクソンはスタスタと歩いていったのです。

感想
人は一人ひとり違います。
セラピーもその人に合わせて行うものだとのエリクソンの考えだそうです。
クライエントのためにできることをする。
ただ、それを行うにはカウンセラーにかなりの力量が必要な気がしました。
神田橋條治先生の療法と似ているのを感じました。
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/61f2235dd0783f4a0a49d083a7b5debd
「神田橋條治精神科講義」神田橋條治著 ”臨床の知と技”