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ボストン警察からのお知らせ:デートレイプドラッグ 米国の情報から学ぶ

2023-01-05 20:18:18 | 社会
Boston University Police Department
BOSTON POLICE ALERT: DATE RAPE DRUGS
https://www.bu.edu/police/2021/12/03/boston-police-alert-date-rape-drugs-2/

ボストン大学警察は、ボストン市内でデートレイプドラッグの使用が増加しているというボストン警察からの情報を再放送しています。現時点では、キャンパス内でこの種の事件が報告されていませんが、私たちのコミュニティのために、これらの重要な安全上のヒントを共有したいと思います。

ボストン警察は、無香料、無色、無味の薬物(Rohypnol、別名roofie)が無防備な犠牲者の飲み物に入れられる危険性について、地元のバーやクラブの利用者に警告を発しています。同様の方法でよく使われる他の薬物は、GHB(γ-ヒドロキシ酪酸)またはケタミンです。これらの薬物は、方向感覚の喪失、混乱、一時的な麻痺や意識喪失、その他多くの症状を引き起こし、被害者となりうる人々を容疑者の意図に無防備な状態にしてしまいます。

BPDは、社会的な場に集まる際には、はぐれないように「バディシステム」を作ってお互いに気を配るよう呼びかけていますが、身の安全を確保するために自分でできる対策もあります。

・飲み物は、バーテンダーやサーバーから直接提供されていることを確認する。
・知らない人や信頼できない人に飲み物を注文させ、それを運ばせないようにしましょう。
・常に飲み物から目を離さないでください。決して飲み物を放置しないでください。
・必要であれば、トイレに行くときにも飲み物を持参しましょう。
・飲み物を見ていないときは、飲み物の上に手をかざしておく。飲み物を覆い隠すのに役立つ多くの創造的な発明が存在します。
・薬物が検出されると特定の色に光るテストストリップやマニキュアで飲み物をテストしてください。
・めまい、吐き気、ふらつき、異変を感じ始めたら、すぐに助けを求めてください。
・知人のいつもと違う行動に注意し、友人から誘い出そうとする見知らぬ人に注意してください。
・また、深夜に一人で徘徊している人や、天候に合わない服装をしている人など、困っているような人を見かけたら、すぐに警察に連絡するようにしてください。


2021年11月22日、ボストン市のライセンシング委員会は、ナイトクラブやその他の認可施設における安全に関する懸念とベストプラクティスに関して、以下のアドバイザリーを発表しました。

ボストン市ライセンス委員会の第一の目標は、すべてのライセンス施設において、利用者の安全と安心を確保することである。ここ数週間、地元、国内、および国際的な報道機関が、バー、ナイトクラブ、およびその他のナイトライフの場で、違法な、合意のない薬物使用が行われているという報告が増えていることを伝えています。具体的には、飲み物にスパイクを入れたり、"roofied "状態にしたりする事例が増加していると報道されています。

感想
「black Box(ブラックボックス)」伊藤詩織著 ”警察&検察は誰の味方か?/泣き寝入りさせられている女性が多い”

米国でレイプ・ドラッグを使った犯罪が増えているようです。

山口敬之氏は米国にいたので、レイプ・ドラックの犯罪をよく知っていた確率は高いです。
また米国では容易に薬の入手もできたかもしれません。

「考えすぎ人間へ」遠藤周作著 ”遠藤周作さんらしいユニークな視点”

2023-01-05 19:18:18 | 本の紹介
本の大きな目次
1.アイツには ないがオレにはある
2.なりたい自分に簡単になれる
3.自分の頭においていかされる恐さ
4.女はあなたのそれにくらくらする
5.これであなたはケタ違いになる

・世の中に小心でない人間などいやしないのです。臆病でない人間など、いないんです。要はそのパーセンテージの問題で、行動力が60%あるから、40%の小心が消えているだけのことです。それを承知しながら相手に接近していった方がいい。

・人間は誰でも欠点を持つのだから、ありのままの姿を見せればいいんです。悪いところを見せまいとし、いいところだけを出そうとするからムリが生じ、それがイヤ味にもなる。だからかりにいいところを3みせたら、ダメなところも3みせるようにしたらいいわけです。

・病気をしている者は「これで俺の人生は終わりだ」と思うでしょう。でも私の経験からいうと、回復して10年もしてみれば、それが自分の人生の一部分にしか過ぎなかったことがわかります。
失敗したとか、東京で友達ができない・・・そんなことも同じように人生の部分なのであって全体ではないんです。
 ぼく自身だって、浪人は3年もしたし、病気で手術したのも3度、女の子にはいつもフラれていたし、そのほか数えきれないくらい苦しい思いをしてきた。その時点ではたしかに悩んだ。
 悩んでいいんです。いいけれども、ただ最後には、人間の中には病気を治す自然治癒力があるように、また人生治癒力もあるのだと知っておいたほうがいい。その人生治癒力というのは、自分の力から来るというよりその大きなものから来るんです。

・会社再建の神サマといわれた来島どっくの坪内寿夫さんから聞いた話だけど、あのひとが愛媛新聞を任されて合理化をはかった。人員を整理して人件費を減らすときに、だた人を減らすのではなくて、一人ひとりに全部の席んんを持たせたんだ。「おまえにみんな任せると言ったら、必ずやりますよ」と言っていた。任せないからやらないんだってね。
 それで坪内さんは、女の子をいれた。なぜかというと、難しい政治のニュースなんていうのは共同通信からみんな記事がくるという。それに地方新聞というのは、「あそこの家で牛が何頭うまれた」とか「あの家の爺さんと婆さんがケンカした」とかいうのがニュースになる。夏目漱石の『坊ちゃん』の世界とおなじです。で、そういう取材に関しては男より女のほうが好奇心をもって歩き回ると言う。・・・
 それで結局は新聞の部数を伸ばしたんだから、君達が飢えに立ったら立ったでそのときはまた方法があるというもんです。

・派閥の争いに巻き込まれてたとえば2年や3年の冷や飯を食わされても、若いうちならまた元へ戻れると私は思う。

・フランスの作家アンドレ・モーロウという人がいました。彼がこういうことをいっています、
「人を批判するのに二つの方法がある。エスプリ(才知)とユーモアだ」
エスプリというのは、高みから人を見下ろして裁断すること。寸鉄ひとと刺すゆおな言葉でぐさりとやる。
 ところがユーモアのほうは、自分が下になって相手をからかう。寄席などでよく権力者の真似をして笑わせるでしょう。それには60%の異性感と40%の友情、つまり6対4の法則です。

・なんで嫌われているのかを分析してみる。自分のことが虫が好かないのか、生理的にイヤなのか、観念的にイヤなのか。それは相手のちょっとした態度から分かるもんです。
観念で好かれないのならそえは仲良くなれる可能性があるということです。

・女の子にアタックするときも、このことは言えますな。だからよく先輩たちは言うでしょう。「アタックして4度られたら、あきらめろ!」って。

・面白く生きるとは面白く考えられるということ

・アイツと同じじゃ生きている甲斐がない

感想
遠藤周作氏の思考や行動は、人生の苦難と悩みを昇華させて得られたものなのかもしれません。
なので多くの人を惹きつけ、考えさせるのでしょう。
独特の視点がまた惹きつけ、新しい視野を広げてくれます。
行き詰まった自分の考えに、他にもありますよと言ってくれているように思います。

最初に遠藤周作氏を知ったのは『狐狸庵閑話』でした。
その後、『海と毒薬』『沈黙』『死海のほとり』などの純文学でした。
そのギャップの大きさに驚きました。