543億円の税金を投じた「アベノマスク」をめぐる資料が新たに公開され政府の調達単価に1枚あたり約2.4倍の開きがあることがわかりました。
政府が新型コロナ対策として543億円の税金を投じたいわゆる「アベノマスク」。24日、政府が新たに1枚あたり業者にいくらで発注したのか文書を開示しました。 厚生労働省などから開示された文書によりますと「アベノマスク」の調達業者は全部で17あり、税抜きで1枚あたり最高で150円(税抜き)、最低で62.8円(税抜き)と2.4倍の開きがあることが判明しました。
また当初1枚あたり300円だった契約が、約2週間後に130円に引き下げられたものもあり、情報開示を求めた大学教授らは「業者の言い値で契約したのではないか」と指摘しました。 (神戸学院大学 上脇博之教授)
「業者べースで話が進んでしまっていて、結果的にあとでこれはあまりにも高すぎたと一部値下げしていますけど、僕から見ると愚策の政策の結果。1つの役に立たない布マスクで税込み165円、優秀な職員がこれで忙殺された。僕からすると税金の無駄遣いだけの話では実はない」
上脇教授らは今後裁判の中で単価引き下げの交渉経過を記した文書の開示を求める方針です。
感想;
問題は自民党、公明党の誰も、「アベノマスクはおかしい」と発言がなかったことです。
このお金を若者支援に回していれば、どれだけ日本の未来の発展につながったことでしょう。
シングルマザーの6人に1人は貧困。
若者の6人に一人は貧困。
コロナで大学中退した若者。
意味のない小中高の一斉休校で仕事を辞めた母親。
学校給食が食べられなくなり、子どもに食べさせるために自分の食事を削った母親。
ところが意味のないアベノマスクに543億円の税金投入。
おかしい。何かがおかしい。
もっとおかしいくなるのでしょう。
そのおかしさに気づいた時はもう遅いのかもしれません。