萩上チキ氏のWebサイトに森元首相(東京五輪組織委員会会長)の発言内容が掲載されています。
http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/02/post-259.html から一部抜粋
「一番最後に真央ちゃん。なんとか頑張ってくれと思って皆見ておられたんだろうと思いますが、見事にひっくり返っちゃいましたね。あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね。なんでなんだろうなと」
森元首相の発言が多くの方から問題視されています。ダルビッシュのツイッターでは「スポーツがわかっていない」とのコメントもでています。
「もう一遍、またこれ3月に入りますと、パラリンピックがあります。このほうも行けという命令なんです。オリンピックだけ行ってますと、組織委員会の会長は健常者の競技だけ行ってて、障害者のほうをおろそかにしてるんだと。こういう風に言われるといけませんので。ソチへまた行けと言うんですね。今また、その日程組んでおるんですけど、「ああ、また20何時間以上も時間かけて行くのかな」と思うと、ほんとに暗いですね」
日本国内ではあまり問題視されていませんが、パラリンピックについての発言は米国で問題視されているそうです。
それ以外にも問題発言があります。
「特にペアでやるアイスダンスっていうんですかね。あれ日本にできる人はいないんですね。あのご兄弟は、アメリカに住んでおられるんだと思います確か。ハーフ。お母さんが日本人で、お父さんがアメリカ人なのかな。そのご兄弟がやっておられるから、まだオリンピックに出るだけの力量ではなかったんだということですが、日本にはいないもんですから、あの方を日本に帰化させて日本の選手団で出して、点数が全然とれなかった」
リード姉弟のことですが、リード姉弟は母親が日本人なので成人になった時にどちらの国籍を選択するかで、日本を選択していますので帰化ではありません。姉が初めてスケートをしたのも日本だそうです。
言葉はどうしてもある部分だけ抜き出して伝わりますが、前後の文章も見て判断する必要もあります。読んで思ったことは、森元首相はスポーツの選手のことを思いやることができないのではないか、五輪組織委員会会長としてぜひやりたい方なのではないのではないか。話があったから肩書として名誉職としての意識なのではないかと思いました。
NHKの籾井勝人会長の発言が問題になっています。よく失言とか言いますが、その考えが元々ないと出てこないと思います。籾井勝人会長は失言でないと言われていますので持論のようです。そのようなトップの下で働く人も大変だろうなと思いました。
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