ミス東洋英和アナ内定取り消し日テレ提訴http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/p-et-tp0-141110-0010.html より
来年4月にアナウンサーとして入社予定だった女子大生が、ホステスのアルバイトを理由に内定を取り消されたとして、日本テレビを提訴したことが9日、分かった。今日10日発売の週刊現代が報じている。原告は、東洋英和女学院大のミス東洋英和2011に輝き、雑誌「JJ」の読者モデルも務めた笹崎里菜さん(22)。3年生だった昨年9月に「アナウンサー採用内定通知」を受け、研修を受けていた。
同誌によると、笹崎さんは今年3月、過去に銀座のクラブでアルバイトしていたことを人事担当者に報告。4月に人事部長から「内定取り消し」を伝えられたという。その際、「傷がついているアナウンサーを使える番組はない」と説明され、「辞退という手もある」と言われたとしている。辞退を拒否して取り消しの理由を求めると、5月になって人事局長名で「アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」とする書面が届いたという。
笹崎さんは「私にとってアナウンサーは夢。このような理由であきらめることはできない」と「労働契約上の権利を有する地位にあることを確認する」訴訟を起こし、日本テレビにアナウンサーとして就職することを求めている。一方、日本テレビ総合広報部では、提訴されたことを認めた上で「コメントは控えさせていただきます」としている。この「前代未聞」ともいえる裁判の第1回口頭弁論は、今月14日に東京地裁で開かれる。
同誌によると、笹崎さんは今年3月、過去に銀座のクラブでアルバイトしていたことを人事担当者に報告。4月に人事部長から「内定取り消し」を伝えられたという。その際、「傷がついているアナウンサーを使える番組はない」と説明され、「辞退という手もある」と言われたとしている。辞退を拒否して取り消しの理由を求めると、5月になって人事局長名で「アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」とする書面が届いたという。
笹崎さんは「私にとってアナウンサーは夢。このような理由であきらめることはできない」と「労働契約上の権利を有する地位にあることを確認する」訴訟を起こし、日本テレビにアナウンサーとして就職することを求めている。一方、日本テレビ総合広報部では、提訴されたことを認めた上で「コメントは控えさせていただきます」としている。この「前代未聞」ともいえる裁判の第1回口頭弁論は、今月14日に東京地裁で開かれる。
厚生労働省のHPに内定取り消しに関しての指針がありました。
指針では、採用内定取消しの防止について、次のとおり取り組むものとされています。
ア 事業主は、採用内定を取り消さないものとする。
この場合、解雇予告について定めた労働基準法第20条及び休業手当について定めた同法第26条等関係法令に抵触することの無いよう十分留意するものとする。
イ 事業主は、採用内定取消しを防止するため、最大限の経営努力を行う等あらゆる手段を講ずるものとする。
なお、採用内定者について労働契約が成立したと認められる場合には、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない採用内定取消しは無効とされることについて、事業主は十分に留意するものとする。
この場合、解雇予告について定めた労働基準法第20条及び休業手当について定めた同法第26条等関係法令に抵触することの無いよう十分留意するものとする。
なお、事業主は、採用内定取消しの対象となった学生・生徒の就職先の確保について最大限の努力を行うとともに、採用内定取消し又は入職時期繰下げを受けた学生・生徒からの補償等の要求には誠意を持って対応するものとする。
指針では、採用内定取消しの防止について、次のとおり取り組むものとされています。
ア 事業主は、採用内定を取り消さないものとする。
イ 事業主は、採用内定取消しを防止するため、最大限の経営努力を行う等あらゆる手段を講ずるものとする。
なお、採用内定者について労働契約が成立したと認められる場合には、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない採用内定取消しは無効とされることについて、事業主は十分に留意するものとする。
ウ 事業主は、やむを得ない事情により、どうしても採用内定取消し又は入職時期繰下げを検討しなければならない場合には、あらかじめ公共職業安定所に通知するとともに、公共職業安定所の指導を尊重するものとする。
この場合、解雇予告について定めた労働基準法第20条及び休業手当について定めた同法第26条等関係法令に抵触することの無いよう十分留意するものとする。
なお、事業主は、採用内定取消しの対象となった学生・生徒の就職先の確保について最大限の努力を行うとともに、採用内定取消し又は入職時期繰下げを受けた学生・生徒からの補償等の要求には誠意を持って対応するものとする。
感想;
笹崎里菜さんは内定を取り消されてショックだったでしょうね。それまでは、やることなすことが上手く行っていたような印象を受けました。人生での初めての大きな挫折に遭遇されたように思いました。
アナウンサーは過去にクラブでのアルバイトの経験があることが、「内定を取り消す合理的理由になり、社会通念上相当であると認められる」かどうかが裁判の焦点になるのでしょう。日本テレビは事前に会社の顧問弁護士に相談し勝てるとの判断で内定取り消しをしていると想像します。ですので、両者痛み分けの判決になり、補償で決着するように思いますが。仮に勝訴しても女子アナウンサーで採用されても、直ぐに異動され閑職に追い込まれる可能性も高いように思います。日本テレビに内定を取り消さないように厚生労働省の指針があり、それを偏見?により内定取り消しを行った日本テレビに社会的制裁を加えたいのかもしれません。
笹崎里菜さんはどうして、人事の方に過去のクラブでのアルバイトを話されたのでしょうか? 何か心配があり、安心したかったのでしょうか? 話すことで内定が取り消されるとは夢にも想像されなかったのでしょうね。
新しい彼に過去の男性経験や整形手術、堕胎経験を話した方が良いかどうか相談されている場合があります。隠しておくことが辛いからか正直に全てを話したいのか。逆の立場だと、話されてどうでしょう?心の広い男性でも、それを受け容れてもそのことをどこかで常に意識してしまうことがあります。仲がよい時は大きな問題になりませんが、何かトラブルが起きた時にそのことが蒸し返される可能性があります。
どうしても抱えることができないなら話すのも一つの選択肢だと思いますが、話さない方が上手く関係を維持出来るように思います。それは相手に対する優しさ(これにはきっと異論がある方が多い)かと思います。どうしても話したいなら、結婚してから話すことだと思います。
笹崎里菜さんも、どうしても話したいなら就職してから話された方がよかったと思いました。後で週刊誌に取り上げられても、「社会勉強の一環として経験を積みました」と会社にも社会にも堂々と話せばよいのですから。それと会社は社員を守るというか会社を守る傾向があります。警察が警察官を行った事件を隠ぺいしてきた実績がまさに組織を守ることを優先してきた結果です。
今回の件でわかったことは、銀座のクラブで働くことは社会的に低いこと(発言では「傷が付いている」との表現)だと、そのTV局の責任者が認識していることもわかりました。過去に”さんまの恋のから騒ぎ”に出ていた人が女子アナウンサーになっていました。”さんまの恋のから騒ぎ”と”銀座のクラブ”は清廉性の分かれ目なのでしょうか? 今の女子アナは皆さん清廉性があるのだろうかと思ってしまいました。したたかな強さは感じますが。
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