女児焼死：母ら釈放 朴さん「うその自白後悔」 ”今も続く捜査の違法性 被疑者の人生”

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%a5%b3%e5%85%90%e7%84%bc%e6%ad%bb%e6%af%8d%e3%82%89%e9%87%88%e6%94%be-%e6%9c%b4%e3%81%95%e3%82%93%e3%80%8c%e3%81%86%e3%81%9d%e3%81%ae%e8%87%aa%e7%99%bd%e5%be%8c%e6%82%94%e3%80%8d/ar-BBmrM7i#page=2 毎日新聞
　大阪市東住吉区で１９９５年に小６女児（当時１１歳）が焼死した民家火災で、無期懲役刑が確定し服役していた母親の青木恵子さん（５１）と、内縁の夫だった朴龍晧（ぼく・たつひろ）さん（４９）が２６日、逮捕以来約２０年ぶりに釈放された。青木さんは「私は本当に何もやっていないし、無実です」と訴え、朴さんは「（警察に）うその自白をしたことは人生最大の後悔だ」と振り返った。

　２人は午後２時過ぎ、それぞれ弁護士に付き添われて釈放され、その後、大阪に戻った。

　青木さんは和歌山刑務所前で「警察が捜査の間違いに気付き、火災の原因を調べてくれたら、こんなことにはなっていなかった。息子と離れた期間を取り戻すことはできない」と話した。さらに、大阪市内で記者会見し、「自分のためだけではなく、家族のためにも一日も早く『娘殺し』の汚名を晴らしたい」と語った。２７日未明に長男（２９）と再会し、涙を浮かべた。

　一方、朴さんは大分刑務所前で報道陣に「２０年間、ずっと心がぴーんと張り詰めていたので、今でもそれを引きずっている。ときほぐすには、相当の時間が必要」と声を震わせた。

　朴さんは２６日夜、大阪市内で母（７４）や姉（５１）と再会し、抱き合って喜んだ。その後の記者会見では「（警察の取り調べで）恐怖や絶望が自分の限界を超え、理性が崩壊した。心が自殺し、うその自白をして、お母さん（青木さん）を巻き込んだことを謝りたい」と頭を下げた。

　大阪高裁（米山正明裁判長）は２３日、２０１２年に大阪地裁が出した２人の再審開始決定を支持し、２６日午後２時に刑の執行を停止することも認めた。弁護側の再現燃焼実験などの科学的証拠を認め、「（朴さんが）自白通りに放火できた可能性は低く、火災の原因が自然発火だった可能性がある」との判断を示した。

記者会見に臨む青木恵子さん＝大阪市北区で２０１５年１０月２６日午後４時、宮武祐希撮影© 毎日新聞 記者会見に臨む青木恵子さん＝大阪市北区で２０１５年１０月２６日午後４時、宮武祐希…
　執行停止の決定について検察が異議を申し立てたが、大阪高裁（中谷雄二郎裁判長）は２６日午前に異議を棄却した。「早期釈放の必要性などを総合的に考慮した判断で、各事情の評価に誤りはない」と、再審の裁判で無罪が言い渡される可能性が高まったとしている。

　大阪高検は２人の再審開始決定に対し、期限の２８日までに最高裁に特別抗告するかを検討している。【堀江拓哉、岡村崇、戸上文恵】

感想；
自白させた供述に基づいての再現ができませんでした。これは警察が想像で作ったものだった可能性が非常に高くなったことになります。
この取り調べに当たった警察官はどう考えているのでしょうか？家族の20年は取り返せません。もし、取り調べに当たった警察官が逆の立場だったらどう思われるでしょう？
今後、同じようなことが起きないようにぜひ取り組んでほしいものです。
自白しなかったら良かったと、被疑者の責任を問う人もいるかもしれません。しかし、過酷な状況でその苦しい取り調べから逃れたい一心で、楽になりたいとの思いで、用意された自白のストーリーに署名してしまうのだと思います。
自白だけが根拠の裁判では裁判官の判断も問題だったのではないでしょうか。

福島第一原発 汚染水「遮水壁」が完成 ”汚染水が垂れ流し”

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151026/k10010283121000.html10月26日 NHKニュースより

東京電力福島第一原子力発電所で汚染された地下水が海に流れ出すのを抑えるため、護岸を鉄の壁で囲う「遮水壁」と呼ばれる設備が２６日完成し、事故から４年半余りたって汚染水の海への流出対策は大きな節目を迎えました。

福島第一原発では毎日４００トンの地下水が敷地から海に流れ出していて、一部は原子炉建屋の周辺など汚染された場所を通るため、海を汚染する原因の一つと指摘されてきました。
このため東京電力は、事故の翌年の平成２４年から護岸沿いの地中に深さ３０メートル、全長７８０メートルにわたって鋼鉄製の壁を設け、汚染された地下水をせき止める「遮水壁」の建設を進めてきました。これまでに鋼鉄のパイプおよそ６００本が並べて地中に打ち込まれていて、東京電力は、２６日午前、パイプの隙間をセメントで埋める作業が終わり、建設作業が完了したと発表しました。
遮水壁でせき止めた地下水はポンプでくみ上げ、浄化して海に流す計画で、パイプの打ち込みが終わった先月からの１か月で地下水位がおよそ１メートル上がり、効果が現れてきているとしています。遮水壁が完成しても完全に地下水をせき止めることはできず、試算では１日１０トン程度は海に流れ続けるとみられますが、東京電力は、放射性物質の流出は抑えられるとしています。
事故から４年半余りたち、汚染水を巡る大きな課題の１つとなってきた海への流出対策は、大きな節目を迎えました。東京電力は「遮水壁によって海の汚染を防ぐとともに、汚染水漏れがあっても海に流出するリスクを大幅に低くできる。今後、海水に含まれる放射性物質の濃度を詳しく調べて効果を確認していきたい」と話しています。

感想；
こうニュースが出るたびに、どこが”Under Control"なのだと思ってしまいます。洒水壁ができても完全ではなく、一部海を汚染させています。
完成したとのことですが、２４年からやっていて３年もかかっています。TVでは言っていませんが、ラジオでは、「実は最後の１０ｍを残してもっと前に完成していたが、完成させると汚染水が海に流れるのが減り、敷地内にあふれてしまうために、その１０ｍを遅らせていた」とのことです。
海を汚染し続けていると必ずそのツケは後世の人々に重くのしかかります。後でそれに気が付いて、もっと真剣に取り組んでいればよかったと言っても後の祭りです。今の東電、政府の判断した人々は責任を問われることがないでしょう。実際、福島第一原発の津波を６ｍと想定して対策を講じなかった当時の責任者は責任を問われていません。共産党議員の質問（大震災時の電源喪失対応はできているのか）に対して、当時の自民党政府は「対策を講じる」と言って何もしてきませんでした。その時の総理大臣が阿部首相でした。
日本の本当のリスク、世界のリスクに対して熱意をもって取り組んでおられるように思えません。それよりも違うこと、それは平和な日本を戦争に巻き込むかもしれない、に熱意をもっておられるように思うのですが。
福島第一原発から汚染水が流れ続けていることをもっと情報開示する、福島の子どもたちの甲状腺がんの発生率が高いことを伝えて、ようやく政府が動くように思います。新国立競技場のようにオープンにされずに密室で決めてきたのでおかしな決定もそのままでした。オープンになって問題だと言われて初めて政府も動かざるを得なくなりました。

ダイソーのマニキュアに発がん性物質…自主回収 ”100円ショップの品質保証”

http://news.goo.ne.jp/topstories/business/148/de85e980143e384d06fa4ab41f0de971.html(読売新聞) 10月25日
　１００円ショップ「ザ・ダイソー」を展開する大創産業（広島県東広島市）は、８月から全国で販売しているマニキュア「エスポルールネイル」から、発がん性物質で化粧品への使用が禁止されているホルムアルデヒドが見つかったとして、自主回収を始めた。

　同社によると、色や素材の異なる全１４８種類のうち７６種類から検出された。製造した大阪市のメーカーから５７６万個を仕入れており、購入者からは「手が荒れた」「爪が変色した」などといった声が数十件寄せられているという。問い合わせは日曜・祝日を除く午前９時〜午後６時、大創産業のお客様相談室（０１２０・１５２・２０６）。

感想；
100円ショップの製品の品質保証をどこまで行うかが問われると思います。
今後も問題があったら回収すればよいとするか、回収などするような製品は販売しないように品質保証を行うか。
ホルムアルデヒドが使われているかどうかを確認しようとすると、製造所の監査、製品の検査などが必須になります。

江原啓之さんTV出演 その後 ＆ 豪華自宅 ”比較しない＆笑う”

江原啓之さんがＴＶに出られていました。
スピリチュアルカウンセリングで人気が出て、オーラの泉では美輪明宏さんと一緒にＴＶに出られています。
友達が江原さんに強く惹かれていてたくさんの本を読んでいました。それを貸してもらえたので考え方はよくわかります。
私は霊もオーラも見えませんが、江原さんだったらこう言われるだろうと想像できるくらいです。友達は講演会もよく出かけていました。

久しぶりに見る江原さんは前よりも太っていました。講演会は今も大人気ですぐにチケットは完売するそうです。講演会の一部を紹介されていましたがきみまろさんのスピリチュアル版のようで、たくさんの笑いを取られていました。

変わったのではなく、オーラの泉に出ていたときは、”黄色い髪のオバサン”（美輪明宏さんのこと）が威嚇していたので地が出なかったと。きっと笑いを取るために大げさに言われたのだと思いますが。それの講演内容を美輪明宏さんに見てもらって、「やりすぎ」とコメントをもらって恐縮されていましたが。

自宅はかなり広い家を購入されかつ都内には事務所兼自宅を持っておられました。事務所の隣にはお姉さんの自宅もあるようで、お姉さんも出てこられました。

幸せになるには、
１）人と比較しない。
自分が大根だとする。レンコンを見て羨ましく思う。先を見通す目を持っているなど。でも立場を変えるとレンコンは大根の白さを羨ましがっているかもしれない。自分の良さをどう生かすかは、料理次第だと。料理を工夫することでいくらでも美味しく（人生が輝く）なっていく。
２）笑って暮らす。
笑っていると悪い霊も憑依しない。笑っていると元気がでる。

言葉の力は大きいですね。
それもオーラの泉に出られていた江原さんの口から出るので、参加された方も癒されるのでしょう。

自分自身でその言葉を信じて行動できるようになるとよいのだと思います。

阿川佐和子さん 「サワコの朝 倍賞美津子さん」 ”飾ることなく生きてきた人生”

ベテラン女優　かっこいい倍賞美津子さん。芸能活動５０周年。
1946年生まれ　松竹歌劇団（ＳＫＤ）入団　２年で映画出演。「復讐するは我にあり」今村昌平監督　２２回ブルーリボン助演女優賞を受賞した。下町ロケットでは母親役。
気取らない生き方が脚光を浴びている。飾ることなく生きてきた人生。
記憶に残る曲。恋に憧れながら聴いた曲。こんなに愛されたらよいなと。「男が女を愛するとき」
http://onemusic1.blog133.fc2.com/blog-entry-291.html
When a man loves a woman,　　　男が女を愛する時
Can't keep his mind on nothin' else,　　　彼は他のことを　何も考えられなくなる
He'll trade (change) the world　　　彼は　世界とだって交換するだろう　※
For the good thing he's found.　　　彼が見つけた　その素晴らしい人と

If she is bad, he can't see it,　　もし彼女が悪いとしても、　彼にはそれが分からない
She can do no wrong,　　　彼女が悪いことなど　するはずがないから　※
Turn his back on his best friend 　　彼は親友にだって　背を向けるだろう
If he put her down.　　もしその友だちが　彼女のことを悪く言ったなら　※

５人兄弟で下から二人目。三女。野戦病院があった。北区の王子に米軍の病院があった。好奇心旺盛でそこに行った。そこでホットドッグを初めて食べた。興味があるものに関して突進して行った。皆と一緒に行動するより一人で動いていた。姉の千恵子さんが先にＳＫＤに入ってすぐに辞めた。ＳＫＤを見に行ってミラーボールがキラキラ回って惹かれた。タップダンスや日舞などもやった。
ＳＫＤ時代に映画「人斬り」に出た。勝新太郎さんから直接電話があった。一人では怖かったので友達に一緒に行ってもらった。東京プリンスホテルで勝新太郎さんに台本を渡された。読んで面白かった。男性がたくさん多くいた。仲代達也さん三島由紀夫さん、銀幕スタートの競演に大興奮した。当時２２歳。勝さんと絡むシーンもあった。周りから可愛がられた。

しかし、芝居するのは好きではなかったのかもしれない。どんな役をやりたいかもなかった。結婚して彼にごたごたがあって、働かなければならなかった。ロケ行くと町の人からいろいろな話を聞いたりするのが楽しかった。銭湯にも一人で行き、地元の人の声を聴いていた。しかし、女優はや辞められるものなら辞めたい。

お姉さんとは映画の話はまったくしない。私が避けていたのかもしれない。役が違うとスタッフも違う。お姉さんはさくらのイメージが強い。あえて違うタイプを選んで行ったのかもしれない。姉と違うタイプの役を選んだ。レッテルを貼られる。そうするとそのレッテルのようなことをしようとした。自分を偽ることへの疑問も持った。「復讐するは我にあり」は本が面白かった。社会のことをたくさん勉強した。地元でロケして学んだことも多くあった。たくさんの監督さんの映画に出た。マレーシアに行ったときは暑かった。お弁当がなぜこんなにまずいのか。モンゴルで大きなひょうがあたまに当たった。僻地女優と呼ばれた。

熟女の恋愛を演じたい？幼い方が好き。そういうのはやっていない。私生活でも恋愛がない。一匹狼的で一人でコンサートに行ったりしている。涙がでるほど感じることもある。その時は隣の人と感動を一緒にすれば、それではと別れる。

娘は結婚して子供が二人いる。娘が１０代の時に離婚した。娘を絶対守る。高校からボストンに行った。４０歳で離婚して１人娘を育てた。どういう風に育てるはなかった。育てなくてはと思った。ニューヨークへ送り出したとき、後で涙を流したこともあった。５０歳でがん。もう一度がんを患った。我慢していた。娘が大学卒業するときで、娘から泣きたいなら泣きなさいと言われたら涙がどっと出た。娘から逆にハグされた。そして手術室に入っていった。音楽が聞こえてきた。娘がカセットレコーダに曲を流してくれた。そして卒業証書を枕元に置いてくれた。二人だけの卒業式をアレンジしてくれた。手術でなければ卒業式に出ていた。その曲が「威風堂々」。　娘との絆を感じ元気になる曲。ロマンチックの雰囲気の曲。高校のときの卒業式もこの曲だった。女優卒業するときもこの曲を流しましょう。一緒に引退しましょう。

感想；
お姉さんと比較して見ていました。お姉さんはしっとりとしたイメージに対して、ちょっとハチャメチャなイメージを持っていましたが、実はそれは役柄から受けていたイメージだったのでした。ステキな女優さんだと思いました。でも女優はいつも辞めたいと思いながらやられていたとのこと。それでも一生懸命やってこられたのがよく伝わってきました。