さくらいろに ころもはふかく そめてきむ はなのちりなむ のちのかたみに
桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちの形見に
紀有朋
衣は桜色に深く染めて着よう。花が散ってしまったのちにそれを偲ぶよすがとして。
作者の紀有朋は選者紀友則の父。名前は「有友」と表記することもあるようです。古今和歌集には上記の他にもう一首(1029)が入集しています。
さくらいろに ころもはふかく そめてきむ はなのちりなむ のちのかたみに
桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちの形見に
紀有朋
衣は桜色に深く染めて着よう。花が散ってしまったのちにそれを偲ぶよすがとして。
作者の紀有朋は選者紀友則の父。名前は「有友」と表記することもあるようです。古今和歌集には上記の他にもう一首(1029)が入集しています。