やましろの よどのわかごも かりにだに こぬひとたのむ われぞはかなき
山城の 淀の若菰 かりにだに 来ぬ人とたのむ われぞはかなき
よみ人知らず
仮そめにさえ来てくれない人をあてにする私は、何とはかないことか。
「山城の 淀の若菰」が序詞として「狩り」を導いています。その「狩り」が同音の「仮」との掛詞になっているのは 0755 と同じですね。相愛の関係が終わってしまっているとわかっているのに相手を待ってしまう、切ない恋心です。
やましろの よどのわかごも かりにだに こぬひとたのむ われぞはかなき
山城の 淀の若菰 かりにだに 来ぬ人とたのむ われぞはかなき
よみ人知らず
仮そめにさえ来てくれない人をあてにする私は、何とはかないことか。
「山城の 淀の若菰」が序詞として「狩り」を導いています。その「狩り」が同音の「仮」との掛詞になっているのは 0755 と同じですね。相愛の関係が終わってしまっているとわかっているのに相手を待ってしまう、切ない恋心です。