みまさかや くめのさらやま さらさらに わがなはたてじ よろづよまでに
美作や 久米の佐良山 さらさらに わが名は立てじ 万代までに
よみ人知らず
私の噂はさらさら立てるまい、万年の後までも。
左注には「これは水尾の御嘗の美作国の歌」とあります。「水尾」は第56代清和天皇、「御嘗」は大嘗祭ですね。清和天皇の大嘗祭が執り行われたのは 859年のことです。第一句、第二句が「佐良山」と同音で始まる「さらさらに」を導き、軽快なリズムを生み出していますね。
みまさかや くめのさらやま さらさらに わがなはたてじ よろづよまでに
美作や 久米の佐良山 さらさらに わが名は立てじ 万代までに
よみ人知らず
私の噂はさらさら立てるまい、万年の後までも。
左注には「これは水尾の御嘗の美作国の歌」とあります。「水尾」は第56代清和天皇、「御嘗」は大嘗祭ですね。清和天皇の大嘗祭が執り行われたのは 859年のことです。第一句、第二句が「佐良山」と同音で始まる「さらさらに」を導き、軽快なリズムを生み出していますね。