あをやぎを かたいとによりて うぐひすの ぬふてふかさは うめのはながさ
青柳を 片糸によりて 鶯の 縫ふてふ笠は 梅の花笠
よみ人知らず
青柳を片糸にして撚った糸を使って鶯が縫うと言われている笠は、梅の花笠なのであった。
詞書には「かへしものの歌」とありますが、これが意味するところは良くわかっていません。「鶯の縫ふ」は、鶯が花から花へ飛び移っているさま。梅の花を、鶯が縫い上げた花笠に見立てた詠歌ですね。
あをやぎを かたいとによりて うぐひすの ぬふてふかさは うめのはながさ
青柳を 片糸によりて 鶯の 縫ふてふ笠は 梅の花笠
よみ人知らず
青柳を片糸にして撚った糸を使って鶯が縫うと言われている笠は、梅の花笠なのであった。
詞書には「かへしものの歌」とありますが、これが意味するところは良くわかっていません。「鶯の縫ふ」は、鶯が花から花へ飛び移っているさま。梅の花を、鶯が縫い上げた花笠に見立てた詠歌ですね。