かみかきの みむろのやまの さかきばは かみのみまへに しげりあひにけり
神垣の 三室の山の 榊葉は 神の御前に 茂りあひにけり
よみ人知らず
神垣で囲まれた三室の山の榊葉は、神前で茂りあっています。
ここから 1086 までは「神遊びの歌」。詞書には「採物の歌」とあります。「神遊びの歌」は「神楽歌」の古称と見られ、神事に歌われた歌謡全般を指す言葉のようです。「採物」は祭祀で神職や舞人が手に持つ道具のことですね。「神垣」は神がいる場所を囲む垣根の意です。
かみかきの みむろのやまの さかきばは かみのみまへに しげりあひにけり
神垣の 三室の山の 榊葉は 神の御前に 茂りあひにけり
よみ人知らず
神垣で囲まれた三室の山の榊葉は、神前で茂りあっています。
ここから 1086 までは「神遊びの歌」。詞書には「採物の歌」とあります。「神遊びの歌」は「神楽歌」の古称と見られ、神事に歌われた歌謡全般を指す言葉のようです。「採物」は祭祀で神職や舞人が手に持つ道具のことですね。「神垣」は神がいる場所を囲む垣根の意です。