二月
よるひとも なきあをやぎの いとなれば ふきくるかぜに かつみだれつつ
よる人も なき青柳の 糸なれば 吹きくる風に かつ乱れつつ
二月
縒る人もいない青柳の糸であるから、風が吹くと乱れに乱れる。寄ってきてくれる人もいない私の心が辛いことがあるたびに乱れるのと同じように。
「よる」は「縒る」と「寄る」の掛詞。風に乱れる青柳の糸は、困難や寂しさに心乱れる心の象徴ですね。この歌が添えられた屏風絵には、もの悲し気な女性の姿も描かれていたのでしょうか。
二月
よるひとも なきあをやぎの いとなれば ふきくるかぜに かつみだれつつ
よる人も なき青柳の 糸なれば 吹きくる風に かつ乱れつつ
二月
縒る人もいない青柳の糸であるから、風が吹くと乱れに乱れる。寄ってきてくれる人もいない私の心が辛いことがあるたびに乱れるのと同じように。
「よる」は「縒る」と「寄る」の掛詞。風に乱れる青柳の糸は、困難や寂しさに心乱れる心の象徴ですね。この歌が添えられた屏風絵には、もの悲し気な女性の姿も描かれていたのでしょうか。