三月
うつろはぬ まつのなだてに あやなくも やどれるふぢの さきてちるかな
うつろはぬ 松の名だてに あやなくも 宿れる藤の 咲きて散るかな
色の褪せない松に絡まった藤が、無謀にも松に代わって咲いては散る移り変わりを見せているのであるな。
「松」は心変わりをしてくれない(=自分に思いを寄せてくれない)男性、「藤」は無駄と知りつつそれでも心を寄せる女性の象徴でしょう。
三月
うつろはぬ まつのなだてに あやなくも やどれるふぢの さきてちるかな
うつろはぬ 松の名だてに あやなくも 宿れる藤の 咲きて散るかな
色の褪せない松に絡まった藤が、無謀にも松に代わって咲いては散る移り変わりを見せているのであるな。
「松」は心変わりをしてくれない(=自分に思いを寄せてくれない)男性、「藤」は無駄と知りつつそれでも心を寄せる女性の象徴でしょう。