男女、舟に乗りて遊ぶ
まちつけて もろともにこそ かへるさの なみよりさきに ひとのたつらむ
待ちつけて もろともにこそ かへるさの 波よりさきに 人の立つらむ
男女が、舟に乗って遊んでいる
待ち受けて一緒に帰ろうと思っているのに、あの人はどうして波が立つよりも先に帰ってしまうのでしょう。
「待ちつく」は待ち受けて出会う、待ち迎える意。第三句「かへる」は「(波が)返る」と「(相手が)帰る」の掛詞、第五句「立つ」は「波」の縁語ですね。
男女、舟に乗りて遊ぶ
まちつけて もろともにこそ かへるさの なみよりさきに ひとのたつらむ
待ちつけて もろともにこそ かへるさの 波よりさきに 人の立つらむ
男女が、舟に乗って遊んでいる
待ち受けて一緒に帰ろうと思っているのに、あの人はどうして波が立つよりも先に帰ってしまうのでしょう。
「待ちつく」は待ち受けて出会う、待ち迎える意。第三句「かへる」は「(波が)返る」と「(相手が)帰る」の掛詞、第五句「立つ」は「波」の縁語ですね。