人の家に桜の花おほかり
ことさとも みなはるなれど わがやどの さくらにまさる はなやなからむ
こと里も みな春なれど わが宿の 桜にまさる 花やなからむ
人の家にたくさんの桜の花が咲いている
他の里もどこも春であるけれど、私の家の桜にまさる花はないであろう。
詞書は「人の家」と第三者の目での記載ですが、歌は宿主の立場で詠んでいますね。自宅の庭に咲く自慢の桜というところでしょうか。
人の家に桜の花おほかり
ことさとも みなはるなれど わがやどの さくらにまさる はなやなからむ
こと里も みな春なれど わが宿の 桜にまさる 花やなからむ
人の家にたくさんの桜の花が咲いている
他の里もどこも春であるけれど、私の家の桜にまさる花はないであろう。
詞書は「人の家」と第三者の目での記載ですが、歌は宿主の立場で詠んでいますね。自宅の庭に咲く自慢の桜というところでしょうか。