人の家に、女簾のもとに立ち出でて、雪の木に降りかかるれるを見る
くさきにも はなさきにけり ふるゆきや はるたつさきに はなとなるらむ
草木にも 花咲きにけり 降る雪や 春立つさきに 花となるらむ
人の家で、女が簾のもとに立ち出て来て、雪が木に降りかかるのを見ている
草木にも花が咲いた。そう見えるのは、降る雪が立春より先に花の代わりとなっているからであろうか。
雪を花に見立てるのは古典和歌の定番ですが、次の 366 では鶴への見立てが出てきます。
人の家に、女簾のもとに立ち出でて、雪の木に降りかかるれるを見る
くさきにも はなさきにけり ふるゆきや はるたつさきに はなとなるらむ
草木にも 花咲きにけり 降る雪や 春立つさきに 花となるらむ
人の家で、女が簾のもとに立ち出て来て、雪が木に降りかかるのを見ている
草木にも花が咲いた。そう見えるのは、降る雪が立春より先に花の代わりとなっているからであろうか。
雪を花に見立てるのは古典和歌の定番ですが、次の 366 では鶴への見立てが出てきます。