古里にいたれり
はなのいろは ちらぬまばかり ふるさとに つねにもまつぞ みどりなりける
花の色は 散らぬ間ばかり 古里に つねにも松ぞ 緑なりける
古里についた
花の色が美しいのは散らない間のわずかの期間だけであるが、古里の松はいつも緑であるよ。
この歌は後撰和歌集(巻第一「春上」 第43番)に入集していますが、そちらでは藤原雅正(ふじわら の まさただ/中納言藤原兼輔の長男)の作とされています。
古里にいたれり
はなのいろは ちらぬまばかり ふるさとに つねにもまつぞ みどりなりける
花の色は 散らぬ間ばかり 古里に つねにも松ぞ 緑なりける
古里についた
花の色が美しいのは散らない間のわずかの期間だけであるが、古里の松はいつも緑であるよ。
この歌は後撰和歌集(巻第一「春上」 第43番)に入集していますが、そちらでは藤原雅正(ふじわら の まさただ/中納言藤原兼輔の長男)の作とされています。