今日の仕事が一通り終わり、
引越しに向けて後片付けをしていた時のひととき
今日は早朝から一日中会議が続いていて、
忙しい一日だった。
今週のそれまでは比較的余裕があったのだけれど。
今の仕事柄、業務負荷はなかなか平均されない。
たまった書類をシュレッダーにかけて裁断して、
もうほぼ終わりかけの時間に、週2回、
うちのオフィスにくる掃除のおじさんがやってきた。
「来週からモロッコ(そのおじさんの祖国)に
行って来るからしばらく会えないよ。」
「そう?楽しみだね。」
「うん」
「実は僕も今年の末で日本に戻るんだよ。」
「そうなんだ。僕は、18日に戻ってくるけれど、
いつ帰るの?」
「その週明けだから、入れ替わりになるね。」
そしたら、そのおじさん、急に目に涙を浮かべて、
右手を差し出してきた。
しっかりと握手しながら、
「もうこれで戻ってくることはないの?」
「出張で来ることはあるけれど、ここには住まないねぇ。」
「そか、さびしくなるね。」
今まで結構冗談を言い合ったり、楽しい陽気なおじさんです。
その人が急に淋しそうな顔をしたので、少し驚いたと同時に、
異動するんだと実感してきました。
引越しに向けて後片付けをしていた時のひととき
今日は早朝から一日中会議が続いていて、
忙しい一日だった。
今週のそれまでは比較的余裕があったのだけれど。
今の仕事柄、業務負荷はなかなか平均されない。
たまった書類をシュレッダーにかけて裁断して、
もうほぼ終わりかけの時間に、週2回、
うちのオフィスにくる掃除のおじさんがやってきた。
「来週からモロッコ(そのおじさんの祖国)に
行って来るからしばらく会えないよ。」
「そう?楽しみだね。」
「うん」
「実は僕も今年の末で日本に戻るんだよ。」
「そうなんだ。僕は、18日に戻ってくるけれど、
いつ帰るの?」
「その週明けだから、入れ替わりになるね。」
そしたら、そのおじさん、急に目に涙を浮かべて、
右手を差し出してきた。
しっかりと握手しながら、
「もうこれで戻ってくることはないの?」
「出張で来ることはあるけれど、ここには住まないねぇ。」
「そか、さびしくなるね。」
今まで結構冗談を言い合ったり、楽しい陽気なおじさんです。
その人が急に淋しそうな顔をしたので、少し驚いたと同時に、
異動するんだと実感してきました。