卒業以来の同窓会に出席してきました。なので、20数年ぶり。
卒業と同時に、みんな進路がばらばらになったし、その数年後、
大震災が遭って、すっかり連絡が取れなくなっていた。
さて、出席の連絡をした後、高校の時ってどうだったっけ?
と思い出そうとしてみた。あまりに記憶があいまいで愕然とした。
やりたいことが見つけられず、何をしていいのかわからず、
自分の中でもがいていた。もやもやとした3年間だった。
高校の生活とは別のところで、毎週のように自転車に乗ったり
単車の分解をしたり、そっちの記憶の方が強かったりする。
2年、3年と重ねるにつれて、その傾向が強くなっていく。
大学へ行って、その後就職して、どちらも神戸を離れたので、
当時から高校の話題はほとんど出ることが無くなった。
自分からも話題を出すこともなかった。
今までは、数年前、フランクフルトに住んでいた時の日本人学校の
お母さんに高校の一学年下の人がいたことが判った時くらいかな、
その霞んだ記憶の中の断片断片が一度に繋がったのが、昨日だった。
まず、ホントにたくさんの人が来ていることに驚いた。
そして、自分の記憶以上に、僕のことを覚えてくれていることが
嬉しかった。当時の呼び名で呼ばれるのがすごく懐かしく、心の中を
響いてきた。
あんなに大笑いしたのは何年振りだろ。
あんなにお酒を飲んだのは何年振りだろ。
久しぶりにあんなにしゃべったなぁ。いろんな話を。
まだ話足りんなぁ。あれだけしゃべったのに。
たまには、当時を振り返る時間を持つのもいいのかなぁと思えた。
こういう時間を作ってくれたみんなと、快く送り出してくれた家族に
本当に感謝しています。