
昨日の記事を書いた後、久しぶりにこの本を読み返してみた。
「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」など、昭和40年代前半の円谷プロ作品で数多くの名エピソードに携わった脚本家、金城哲夫さんのシナリオ傑作集。
発売されたのは1984年で、私はこれを、翌85年(当時小学校6年生)の時に買ったのだが、これはもう、生涯絶対に手放すことはできないお宝本だと思っている。
タイトルの「ノンマルトの使者」とは、セブン全48話の中でも特に傑作との評判が高いエピソードで、表紙は、これまたあまりにも有名な、セブンの最終回で、ダンがアンヌに、自らの正体を明かすシーンの映像を写真として用いたもの。
ウルトラシリーズのほか、「マイティジャック」や「怪奇大作戦」といった名作に加え、円谷プロ作品のファンにとっては伝説とも言える、映像化が叶わなかった幻の作品「WOO(ウー)」の脚本も収録されていて、本当に読み応えがある内容となっている。
今から思えば、よくもまあ小学生の分際で、このような大人のファン向けの本に興味を示したものだなと思うけど、小学生の頃に入手してじっくり読み込んだからこそ、大人になった今でも、大切なお宝と言うことができるのだろうと思う。

そしてもう一冊。これもほぼ同時期に入手した、金城さんと同じ沖縄出身の脚本家、上原正三さんによる名作を収録した「24年目の復讐」。
(タイトルは「怪奇大作戦」第15話のサブタイトル)
三十年前の本ということで、今となっては、古書店を根気よく探すぐらいしか入手方法はないかもしれないけど、往年の名作を、映像とはまた違った観点から楽しめるということで、根気よく探してでも入手してじっくり読む価値がある、オススメの二冊ということで、この機会に紹介してみました。