北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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「繋がり」

2017-02-05 15:14:17 | 特撮作品鑑賞
「動物戦隊ジュウオウジャー」が、早いもので今日で最終回。
一年間通して観た感想としては、「変に奇をてらわない王道の展開が多かったが、そこにマンネリ感が伴っておらず、時に懐かしく時に新鮮な気持ちで楽しめた」といったところか。

レッド(今作はイーグル)だけがこの世界の人間で、後のメンバーは別世界から来たという設定を聞いて、最初、「未来戦隊タイムレンジャー」(タイムレッド=浅見竜也だけが西暦2000年の現代人で、後の四人は西暦3000年から現代にやって来たという設定)や「爆竜戦隊アバレンジャー」(アバレブラック=アスカだけが、別世界である「ダイノアース」からやって来たという設定)を思い浮かべたりしたが、作品全体を通してのキーワードである「繋がり」という点が上手に強調されていたなと感じたので、これまでの似たような作品にはない新鮮さが感じられ、特に違和感もなく受け入れることができた。

それでも、最終回でデスガリアンを倒した後は、当然セラたちはジューランドへ帰って行くんだろうという定番の展開を予想していたが、な、何?人間界とジューランドが融合した!?
これは正に「予想の斜め上を行く展開」ってやつか?
まあでもこれはこれでありかも。さっきも書いたとおり、この作品を通してのキーワードは「繋がり」なんだから。
そう考えると、強引さも何もなく、現代のような時代だからこそ、異なる種族が一つの世界で共存するという理想郷が生まれたという点ではよかったのではないか。
(「現代のような~」に深い意味は込めないつもりだったが、直近の某大統領の振る舞いを見ているとそう感じざるを得ないかも)
これはもう、ジュウオウジャーだからできた展開ということでいいでしょう。アバレンジャーの最終回で、「ダイノアース」と「アナザーアース」(我々の住む地球)が融合するなんて展開は、想像するだけで無理があるし。

細かい点だけど、ラスト(とエンディング)で、大和の父=景幸がいたビルの屋上は、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の最終回で、アカレンジャー=海城剛がマーベラス達を見送ったシーンと同じ場所・・・かな?
ロケ地巡りをしていると、ああいうビルの屋上は通常は立入禁止だとわかっていても、何とかして行ってみたいと思うことが多々ありますから。
そういや、大和と景幸さんはしっかりと互いを分かり合えたのかな?真理おじさんの工房に新しいジューマンが住みついちゃったみたい(?)だけど、大和はこれからどこで暮らすのかな・・・?

最後に一つ。
現在公開中の「動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージfromスーパー戦隊」(長い・・・)、今月25日から、函館でも上映とのこと。
久しぶりに観に行ってこようかな。
コメント
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