「細岡展望台」から徒歩で行ける場所にある、ログハウス風の建物。
「釧路湿原駅」とあります。
そうです、ここは、釧路と網走を結ぶ、JR釧網(せんもう)本線の駅なのです。
昭和63年(1988年)7月に臨時駅として開業し、平成8年(1996年)12月に常設駅となっています。
ここも、先日の「ブラタモリ」で紹介されていました。
中はこのようになっています。
ゆっくりと寛げる場所になっていますが、ちょうどこの日は、蒸し暑さがぶり返していたせいか、蚊が大量発生していて駅舎内にも入り込み、皆さんちょっと大変な思いをされていたようで、私も右手の甲をやられてしまいました。
一日にこれだけの列車が発着します。
私がここへ来たのは13時30分頃。
次は13時58分の網走方面塘路(とうろ)行きの列車です。
「ブラタモリ」でも紹介された、湧き水の通り道。
「ブラタモリ」で紹介されたところによると、釧路湿原全体では、湧き水の発生する箇所が2万箇所もあり、多い所では一日に20トンもの水が湧いているのだとか。
想像もつかない量ですが、自然の恵みの素晴らしさをあらためて実感します。
列車がやって来ました。
やって来たのは、夏の間運行している観光列車「釧路湿原ノロッコ号」。
「ノロッコ号」は、今年で運行開始から30年となりました。
座席は展望デッキのようになっており、両側から釧路湿原の雄大な景色を楽しむことができます。
列車は一路塘路方面へ。
一人だったら、タモリさんのように、指差しで安全確認の動作をしようかなと思ったけど、乗降客や見物客が多くて断念(笑)。
でも、行ってみてよかったです。
(「釧路湿原駅」の場所はこちら。)