北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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いよいよだなあ・・・

2015-03-26 22:28:34 | 日々のもろもろ
今日の午前中は、4月からの業務の引継ぎで、新しい部署(何度も書いてるけど、古巣)へ行ってきた。

ざっと説明を受けただけなので、全体像の把握はこれからだけど、前回いた時に担当していた方面と、これまた古巣である江差近辺を担当することになり、知っている話も結構出てきたので、そういう意味では良かったのだけど、そこはやっぱり三年のブランクがあるからして、慣れるまではかなり時間がかかると思われるので、結構急ぎの件もあったりするのだけど、焦らずじっくりと取り組むことが必要なのかなと思わされた。

面白いなと思ったのは、三年前に出る時、後任として案件を引き継いだ人が、新年度も残留で、同じチーム、しかも隣の席になるということ。
前にいた職場にまた戻るというのは、4月から二十年目になる中で初めてなんだけど、まあ、長くやってればそういうこともあるさってことですよ。

ここ最近は一年周期で異動を繰り返しているけれど、せっかく古巣に戻るのだから、せめて三年はいたいというのが正直な気持ち。
せいぜい、見限られて放出されるようなことだけはないように頑張らねばと思うが、もう三年ぐらいいたら、今度はいよいよ道南を離れてどこか別な地方へってことになると思うので、その間函館を満喫するつもりで過ごせればと思う。

そして午後からは、今度は私から後任への引継ぎ。
とても数時間で終えられるような代物ではなく、諸事情により、彼の着任よりも私の離任の方が遅い、つまり在席の期間が重複することになったので、その間に残りの話をして、出ていくことにした。

さあ、もうすぐ新年度。
私は、そして今の職場は、新年度はどうなることやら・・・。
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北海道は「北海道」なのだ

2015-03-25 22:06:46 | 日々のもろもろ




函館に戻ってきてもうすぐ一年だけど、万一のために、江差宛に送られる郵便の転送期間を一年延長にすることにした。
何もないとは思うんだけどね。

でもって、今日の話題。

写真の転居届のように、住所を書く欄が、「都・道・府・県」を丸で囲む方式になっている書類が結構あるけれど、北海道民は、ここで「道」を丸で囲むことに、違和感を覚える人が多いと聞いたことがある。

かく言う私もその一人なのだが、理由はと言うと、例えば県の場合、正式には「青森県」「岩手県」「秋田県」だったりするものが、この構図が「青森+県」「岩手+県」であったりするために、日常の会話では「青森」「岩手」「秋田」など、「県」を省略して使うことが多いのに対し、北海道の場合は、「道」を省略して「北海」なんて言う人はまずいない。
つまり、北海道にとっては「北海道」というのが定着した呼称であり、他の都府県のように「北海+道」ということを意識している人は少数派で、実際の所、写真のような書類でも、「北海」と書かずに「北海道」と書いて、都道府県の部分は丸を付けないという人も多いのが現実。
私は、違和感を覚えつつも意識的に写真のようにしているけれど、無意識に「北海道」と書いてしまう人が相当数いるものだということを、ちょっとこの場を借りてアピールしたい。

まあそうだよね。日常会話で、例えば「東京(都)へ行って来る」とか「大阪(府)へ行って来る」なんてのはごく当たり前に通用するけれど、「北海へ行って来る」なんて言ったら、道外の人には「?」だろうし、道民であれば、高校野球の名門である「北海高校」を連想しちゃう人が多いかもしれない。
47都道府県の中で、そのような風潮があるのは北海道だけ(のはず)なので、そういう意味では、住んでいながらにして、面白いものだなと思ってしまいます。

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これは美味しい

2015-03-24 21:30:28 | グルメ・スイーツ



先日、今度釧路から異動して来る人が引継ぎで来た際に持ってきたお土産。

パッケージにあるとおり、「くじらすく」の「くじら」とは「鯨」のことで、道外の方にはあまり知られていないようだけど、釧路市は捕鯨が盛んな町で、水産庁が実施した、平成14年の第2期北西太平洋鯨類捕獲調査を受けて、「くじらのまち」を広くPRするようになっています。
この調査捕鯨は、「クジラがどのようなものを食べ、その行動が漁業にどのような影響を与えているのか」についての科学的に調査が目的で、釧路市は、この調査捕鯨の基地として、、鯨に関する文化の振興を推進している町なのです。

と言うことを、元市民でありながら、恥ずかしながら、この記事を書くために調べていて初めて知りました。

まあそれはさておき、このお菓子の話。

「ラスク」とは、「二度焼きのパン」という意味の焼き菓子のことで、0.5cm~1cm程度の厚さに切ったパンの表面に、アイシング(卵白と粉砂糖を混ぜたもの)を塗り、オーブンで焼いたもの。(ウィキペディアより引用)
何と言っても有名なのはこのお菓子だけど、この「くじらすく」も、サクサクとした食感と、全体にしみ込んだチョコレートの風味がとてもよく合っていて、正直、甘い物が苦手な人にはちょっと・・・かもしれないけど、食べ応えがあった美味しいです。
これから、釧路名物として、もっともっと広まっていくことを期待したいですね。


ところで、この記事のカテゴリだけど、一応元釧路市民(平成14年3月27日から平成17年4月2日まで)ということで、このブログにも「釧路」というカテゴリを作っていたので、正直「その他北海道」と一緒にしちゃおうかなと思った時期もあったけど、そのままにしていたので、久々にカテゴリとして選んでみました。(因みに、前回はこの記事

「釧路」の他に「帯広」もカテゴリとしてあるんだけど、帯広は、定年までにもう一度行きたい場所なので、その時のために、大切に取っておくとします。(つまり、いつかわからないその時まで、このブログを頑張り続けるということ)
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鉄路予定地を歩く~その2~

2015-03-23 21:52:25 | 函館



昨日の続き。
遊歩道を、てくてくと歩き続けて行きます。





橋から見た下の光景。
市内を流れる「鮫川(さめかわ)」という川です。





おやおや、ひょっとしてここでおしまいですか?





二つ上の写真の反対側。
ご覧の通り、ごく普通の道路に見えます。





しかし、ここは一時的に一般道と重なっていただけで、少し歩くと、再び遊歩道が始まります。





なんか、この辺りの方が公園のような雰囲気が強いですね。





明るさで、別な日に撮ったのがバレバレですね、スミマセン。





水が流れていればよかったのにと思える、趣のある岩。
でも、よく整備されているなと思います。





そしてようやく、ここが遊歩道の起終点。





その向こうは、ご覧の通りの幹線道路。
さて、この道路は一体何なのでしょう?

実は、かつて「戸井線」という鉄路として計画されていた場所だったのです。

昭和初期、津軽海峡を防備するために、2004年まで函館の隣町だった戸井という町(現在は合併して函館市)に築かれていた砲台までの軍需資材や兵員の輸送を目的として、函館~五稜郭~温泉で有名な湯の川を経由して戸井に至る鉄道が計画されており、昭和12年(1937)年に着工されたが、昭和16年(1941年)の太平洋戦争開戦のあおりで1943年(昭和18年)に工事は中止。
敗戦後も工事は再開されることなく、計画のまま鉄路が開業することなく今に至っているのだけど、その跡地が、今回紹介した遊歩道として整備されており、また、最後の写真の道路も、もともと鉄路として計画されていた場所に道路が整備されたというものです。

実は、昨日の記事で紹介した跨道橋の向こうには、着工されながら完成を見なかった鉄路の遺構が幾つか存在し、北海道遺産として推されている物もあったりするのですが、その辺は、まだじっくりと見たことはないので、後日紹介したいと思います。
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○○予定地を歩く

2015-03-22 21:42:22 | 函館









道路の上を跨ぐ青い橋。
一番上の写真を見ると鉄道のような気もしますが、階段があることで、とりあえず鉄道ではないことがわかるかと。





実は鉄道ではなく、自転車と歩行者のための遊歩道でした。





吊り橋のロープ。
揺れると怖いような気がします。





橋の上から見た、下を流れる小川。





この遊歩道の上に、更にまた道路が走っており、このようなトンネルになっている所もあります。





で、そのトンネルではないのだけど、交差している道路の上から見ると、こんな感じ。





さっきのトンネルの先には、更に距離の長いこんなトンネルも。
まるで地下道みたいな気もするし、先から差し込む光は、昼間だからいいものの、夜になると怖いような気も・・・。





更にその先には、こうして東屋も。
遊歩道と言うより、小さな公園のような気がします。
さて、この遊歩道、一体どういう道なのでしょう・・・?
タイトルからわかるとおり、かつて、何かの予定地だった場所とだけ申し上げておきましょう。
さて、「○○」には一体何が入るのでしょうか・・・。
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