北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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国道脇の展望台

2019-09-25 21:03:03 | 釧路&釧根地方

 

 

釧路市から標茶町へ向かって走る一般国道391号。

「塘路湖」という湖を少し過ぎたところで、左側に小さな駐車場があります。

 

 

駐車場に車を止めて国道へ。

歩く人が多いのか、住宅とか店舗がないのに、歩道が整備されています。

 

 

 

歩道が整備されている理由は、展望台への道中という理由のようです。

途中までしか歩いていけないそうだけど、まあ行ってみましょう。

 

 

 

 

結構急な山道を歩いて行きます。

国道の出入口からだと、10~15分といったところでしょうか。

 

 

これがその展望台のようです。

 

 

「サルボ展望台」。

案内表示板にあるとおり、アイヌ語で「小さな草原(湿地)」を意味する場所です。

周辺の自然もさることながら、竪穴住居跡も多く残っているとのこと。

見ることはできるのかな・・・。

 

 

 

展望台からの景色。

ウーン・・・、どうなんだろう?

気の生い茂り方の影響なのか、期待してたとのはちょっと違うような眺めですね・・・。

この先にあるという「サルルン展望台」へのルートが閉鎖中ということもあるので、工事が終わった後、春先にでも再度行ってみようと思います。

 

(「サルボ展望台」の場所はこちら。)

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エスカロップ

2019-09-24 19:13:47 | グルメ・スイーツ

 

「オランダ煎餅」の他に、もう一つ注目していた根室のご当地グルメ「エスカロップ」。

ケチャップライス若しくはバターライスにトンカツを乗せ、デミグラスソースをかけたものというのが大きな特徴です。

地元では「エスカ」とも略され、ケチャップライスをベースにしたものを「赤エスカ」、写真のようにバターライスをベースにしたものを「白エスカ」と呼んでいるそうです。

 

印象的な名前の語源には諸説ありますが、割とよく聞かれるのは、フランス語の「エスカロープ(豚肉の薄切り)」という意味だそうで、写真では伝わらないけれど、比較的薄切りの肉を揚げてカツにしているというのも特徴です。

昭和38年(1963年)頃、根室市内の「モンブラン」という洋食店のシェフが考案してたちまちのうちに根室市内に普及し、現在では、根室を代表するご当地グルメとして、対外的な知名度も高くなっています。

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発祥の地

2019-09-24 07:06:49 | 釧路&釧根地方

「ニタイ・ト」入館者1万人突破/標茶(釧路新聞)

 

 

 

「ニタイ・ト」というのは、アイヌ語で「森と湖」を意味する、釧路近郊の標茶(しべちゃ)町塘路湖畔のある博物館のこと。

昨年7月に、それまでの「標茶町郷土館」が移転オープンした施設で、館内は、標茶町の歴史や自然、アイヌ民族の文化に関する展示が充実していて、この度、冒頭の記事のとおり、入館者が1万人を突破しました。

 

 

 

屋外には、懐かしい(人も多い?)二宮金次郎の像が。

昭和21年(1946年)、地元の方が町内の上御卒別(かみおそつべつ)小学校に寄贈したもので、平成17年(2005年)3月に同校が廃校になった後に町に移管され、破損や塗装の剥離に伴う修復を経て、現在、博物館の裏庭に設置されています。

 

 

博物館の隣にある、これまた歴史を感じる建物。

 

 

 

北海道内で収監関連施設というと、網走市にある「博物館網走監獄」が有名だけど、この施設も、昨年の北海道遺産選定を受けて注目が高まっています。

 

 

正面玄関は施錠されておらず、入館は無料で、中には案内人さんも特に配置されていませんが、博物館でパンフレットをいただくことができるので、博物館の受付に、こちらにも入館したい旨を告げてから入館することを、マナーとして心掛けた方がよいかもしれません。

館内は、写真が主体で、当時使用されていた設備などが保存されていたりすることはありませんが、一つ一つじっくり見ていくことで、収監関係施設から標茶町の開墾に至る足跡を学習することができます。

 

 

そのまた隣には、これまた歴史を感じさせる建物が。

 

 

明治から昭和にかけて、旅人の宿泊や休憩の用に供されてきた「駅逓所」が保存されています。

 

 

 

 

 

 

こちらも入館は無料で、当時の宿泊スペースや使用した道具などがそのまま保存されています。

 

 

最後に、ここで紹介した施設と同じ敷地内に設置されている碑を一つ。

 

 

「標茶」とは、アイヌ語で「大きな川の岸」を意味する「シ・ペッ・チャ」に由来する地名で、この「大きな川」というのは、町内を流れて釧路市に至る「釧路川」のことですが、元々は、明治18年(1885年)7月1日に「熊牛村」外四ヶ村の戸長役場(現在の町長や村長に相当する「戸長」が行政事務を行っていた役所のこと)が設置されたことに端を発しており、その後、昭和4年(1929年)に標茶村となり、昭和25年(1950年)に町制を施行して現在に至っています。

この「熊牛村」という旧村名、大自然の中にある集落のイメージそのままだなと思われるかもしれませんが、そういう意味ではなく、アイヌ語で「干物作りの棚があるところ」を意味する「クマ・ウシ」に由来しています。

 

(この三施設の場所はこちら。)

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蚊の習性

2019-09-23 18:00:12 | 日々のもろもろ

今日はグッと気温も下がり、この秋初めてストーブを点けてしまいました。

でも、明日以降は天気も回復するようなので、またしばらくは点けなくていいかも。

そんな秋めいた陽気の中、三連休中日の昨日、自然豊かな場所を歩いてきたら、まだ虫達が元気にしていて、首と、両手甲の三か所ほど刺されてしまいました。

痒みは大したことないけど、腫れが引くまでは一~二週間はかかるかな・・・。

 

そこで、というわけでもないのだけど、またまた自宅でクイズの本を読み返していて見つけた面白い問題を二つ。

 

Q1「蚊は、一度血を吸うと、同じ血液型を好んで吸う習性がある。」

 

Q2「違う血液型の血を立て続けに吸った蚊は、死ぬ。」

 

どっちももっともらしい気もするけれど、冷静に考えると、Q1の方は、だったら蚊は血を吸う前にその人間が何型かを感じ取ることができるのかとか、Q2の方は、そのとおりだったら、蚊が血を吸った瞬間に命を落として地面に落下するのを目撃したなんて話を一度は見聞きしてそうだけど、そんな話は聞いたことがないぞという疑問が湧いてきます。

というわけで、正解はどちらも「×」。

確かにそんなわきゃないんだけど、極限ともいえる緊張感でこのような問題を出題されると、つい「○」に走ってしまいそうだなあという心理は、理解できます。

今年の蚊のシーズンはもう終わりだけど、来年は虫よけをしっかりと徹底しなきゃ。

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イチゴミルク味

2019-09-23 07:59:30 | グルメ・スイーツ

 

先日根室へ行ったとき、道の駅で見つけて買ってきた、「オランダ煎餅」イチゴミルク味。

「オランダ煎餅」というのは根室の名物で、根室市内では、市内にあるお菓子店で販売されているのが有名で、そこで販売されているのは、特に味付けというのはないのだけど、今回買ったイチゴミルク味というのは、そこの製造販売ではありませんので、お間違えなきよう。

(有名なのも今度買ってこなきゃ・・・)

 

 

御覧のとおり、「オランダ煎餅」には、何種類かの文様が描かれています。

元々これは、江戸時代にオランダ商館があった、長崎県平戸市から根室に伝わったものとされており、平戸市では、この、ボコッと小さな穴が開いたような文様が、「オランダ人の靴跡」と言われているそうです。

 

 

 

普通煎餅というと、硬くて割るのが難しいというイメージがありますが、オランダ煎餅の最大の特徴は、こんな風に、グニャリと簡単に曲げられるくらいの柔らかさ。

湿気を持ち弾力のある柔らかい食感を持つことが最大の特徴で、職人さんたちの工夫による焼き加減から生まれるものだそうです。

根室市内だけでなく、釧路や札幌でも購入可能だそうなので、お土産としてもオススメです。

因みにこの「イチゴミルク味」ですが、使用しているミルクは、根室市内ではなく、お隣の別海町の牧場のものだそうです。

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