北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

時間の経つ早さを実感

2020-03-26 18:59:44 | 日々のもろもろ

今天気予報を見ていますが、釧路は今日、最高気温が二桁を記録したそうです。

雪もすっかり融け、景色は春です。

 

職場が国の機関で、年ではなく年度で仕事をしていますが、今年度も早いものであと一週間。

例年だと、この時期は、年度内の業務の総括だったり、残務整理をしたりという感じだけど、今年は、年度をまたぐ業務の方が多く、自分自身の異動もないので、例年ほど年度末を実感していないのが正直なところ。

新年度は、私のチームに新人さんが来ます。

新人さんは毎年来ているけれど、「直属の部下」として迎えるのは、今の役職に就いてからは初めて。

新大卒の女性で、私の後輩(同じ大学の同じ学部)だそうなんだけど、どんな人かなあ・・・。

年齢は聞いてないけど、現役合格だとしたら、うちの娘と二つしか違わない。

ウーム・・・、そんな世代が社会人になっているんだということを改めて実感。

時間の経つのは早いものです。

まあ、色々大変なことはあるだろうけど、引き続き頑張ります。

 

時間の経つのが早いといえば、昨日の北海道新聞に、道内の小中学校の教職員の異動が載っていたのだけど、何気なく見ていたら、私が中学生のときに新卒で入ってきた先生が、教頭に昇進しているのを発見。

あれから30年以上。こんなところからも、時間の経つ早さを実感させられます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こっちを信じる

2020-03-25 19:28:42 | 釧路&釧根地方

 

先日紹介した、幣舞橋の欄干にある花の彫刻。

確信はないけど、釧路市の花に指定されているキンレンカのようだと、先日の記事には書いていました。

 

 

これは、釧路駅から幣舞橋を渡り、釧路市生涯学習センター「まなぼっと」までのエリアにある、屋外彫刻や絵などを紹介している観光MAP。「まなぼっと」の中にある「釧路市立美術館」で配布されています。

 

 

それに、このような記述がありました。

ああ、やっぱりキンレンカで良かったのねと思ったけど、なんかですね、「幣舞橋 欄干 花」などのワードで検索してみると、「ハマナスをモチーフにした」って記述がヒットするんですよ。

どういうこと?もしかして、キンレンカとハマナスって同じ種類?って思ったけど、確かに似ているけれど(ハマナスキンレンカ)、ハマナスはバラ科バラ属で、キンレンカは、ノウゼンハレン科キンレンカ属という種類と全く異なっています。

そんなこんなだけど、私はキンレンカだと思います。公的な資料として配布されているものにそんな根本的な間違いがあるとは思いたくないし。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時計台跡

2020-03-24 19:32:59 | 釧路&釧根地方

 

御存知、札幌時計台。

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、3月31日まで休館しているそうだけど、それ以降はどうなるのかな・・・。

早く収束して、また観光客で賑わう日が来てほしいと思います。

 

 

いきなり場所は変わって、こちらは、釧路市郊外の一般国道240号。

釧路市の大楽毛から阿寒湖畔へ向かう国道で、釧路空港への分岐点近くです。

 

 

住宅も疎らな郊外ですが、この場所には、車道と分離された歩行者専用の橋が設置されています。

って、冒頭の時計台の写真と何の関係が?

 

 

実はこういうことでした。

先日図書館で読んだ本でこのことを知り、車を走らせてみました。

 

 

裏面に、その歴史が書かれています。

地元のみならず、全国に感銘を与えたって凄いことですね。

往時の写真がどこかにないかなと思って調べてみましたが、今のところ見つけられていません。見つけたら紹介したいと思います。

(この場所はこちら

 

この写真は先週の土曜日。

青空でポカポカ陽気と、ドライブには最適の日でしたが、寒暖の差なのか、先月ほどではないけど、またアレルギー症状が出てきて、特に今回は目の痒みが。

加えて昨日は喉も少し痛かったので、念のためと思って検温してみたところ、体温計の表示は「35.8℃」。

正直、「あっそ」と思ってしまいましたが、一晩休んだら、今日は痛みも気にならなくなり、普通に過ごせました。

アレルギー症状は持病のようなものなので仕方がないけれど、このご時世ですからして、体調管理は徹底していかねばと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇場跡~駅裏&南大通~

2020-03-23 19:21:15 | 釧路&釧根地方

 

釧路駅の北口、鶴居村や弟子屈町へ通じる道道53号という幹線道路。

 

 

その道道沿いに、気になる建物が。

 

 

「ハロンズ釧路」というのは、帯広市で開催されている「ばんえい競馬」の場外馬券売場なのですが、その下にある「釧路日劇」という看板に注目しました。

昨日の記事で、かつて末広界隈にあった劇場の跡地について紹介しましたが、劇場があったのは末広界隈だけではなく、釧路駅北口にも存在していたのです。

「日劇」とは、「釧路東宝日本劇場」のことで、劇場のあった建物が、現在このような用途で使用されているのです。

 

 

古い地図によると、「日本劇場」の隣には「帝国劇場」という劇場があったとあります。

ということは、右側の駐車場のあたりということなのですかね。

 

 

その道道53号と接続する、通称「三十間道路」こと「柳町公園大通」。

 

 

二つの幹線道路が交わるところに、大きなホテルが建っています。

 

 

「釧路ラスティングホテル」というホテルで、ここを通る度に、いずれ釧路を離れた後、また遊びに来る機会があったら泊まってみたいと思っていますが、そういうことではなくて・・・、

 

 

古い地図によると、ちょうどこの駐車場の辺りに「パール座」という劇場があったそうです。

「パール座」で検索してみると、東京の高田馬場にあった、「名画座」と呼ばれた劇場がヒットしました。

「名画座」というと、「三本立て」という関連ワードを聞いたことがありますが、釧路も同じようなものだったのでしょうかね。

(以上の場所はこちら

 

 

劇場とは関係ありませんが、ホテルの横には、古き良き時代の飲み屋街と思われる小路が残っていました。

今でも営業している店はあるのでしょうか。

 

 

場所は変わって、こちらは、幣舞橋を渡った「南大通」。

 

 

「ぎょれん」こと、「北海道漁業協同組合連合会」の建物ですが、古い地図によると、この辺りには、「グランドシネマ」という劇場があったそうです。

名前のとおり、地図を見ると、結構大きな建物だったようですが、上映作品も多かったのでしょうかね。

(場所はこちら

 

 

少し進んだところにある、北海道のコンビニ「セイコーマート」。

 

 

その隣には、「南映劇場」という劇場があったそうです。

「南映」という名前は初めて聞きましたが、どのような作品が上映されていたのかな。

図書館で読んだ本に載っていた写真には、時代劇と思われる作品の看板が出ていました。

(この場所はこちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇場跡

2020-03-22 19:19:35 | 釧路&釧根地方

 

先日触れた、「くしろデパート」跡地の東側にある複合施設。

 

 

「パステルパーク」という施設です。

 

 

上は駐車場になっていますが、1階には、コーヒーショップなど飲食店が入居しています。

 

 

 

再びこの写真。

現在はこの施設が建っているこの場所には、かつて、釧路を代表する劇場がありました。

浅草で弁士として活躍した「浅川正一」という人物が、昭和6年(1931年)、釧路にあった「敷島館」という劇場を買収して開業した「釧路劇場」という劇場で、松竹、大映の封切館として「釧劇(せんげき)」という愛称で親しまれました。

「釧路劇場」の隣には、日活の映画を上映する「オデオン座」という劇場もありましたが、昭和42年(1967年)に、洋画を上映する「ミラノ座」も加わった「浅川ビル」が開業し、平成6年(1994年)までこの地に存在していたました。

現在、釧路市内には劇場は一つも存在しません(シネコンのある「イオン釧路店」は釧路町なのです)が、最盛期、市内には実に17もの劇場があったそうです。

(この場所はこちら

 

 

「パステルパーク」の隣にある、かつて丸井今井として利用されていた建物。

ここにも、かつては小さな劇場が存在していました。

 

 

昭和30年代の地図を見ると、写真左側の角には、「セントラル劇場」という劇場が。

 

 

写真左側に「セントラル劇場」があり、右側には「東宝劇場」という劇場があったそうです。

 

 

もう一つ、写真のシャッターの辺りには「東映劇場」というのもあったそうです。

現在はシネコンが全盛だけど、昔は会社ごとに劇場が分かれて設置されていたのは、釧路も同じだったのですね。

(この場所はこちら

 

 

さらに一本東側に入った通り。

 

 

 

古い地図によると、このビルの辺りには「釧路映劇」という劇場がありました。

 

 

 

その裏側。同じく古い地図によると、この辺りには「スバル座」という劇場がありました。

釧路最大の繁華街である末広界隈の狭い範囲でもこれだけの劇場が存在したくらい、映画が庶民の一大娯楽となっていた時代があったということが窺えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする