FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Cars,Mercenary and I

2015-10-04 06:00:00 | 映画
行って来ました 新午前十時の映画祭

”さらば友よ”(英語版)です
原題はAdieu l'ami でフランス語で製作されたと言うことになっておりますが
英語版なので画面にはでっかく
Farewell Friend とでます
そうすると、英語が吹き替えなんですが
口は英語で喋っているように見えるんですけど
まあそれほどよく 口を読めるわけじゃないんで
不正確ですけど
ここらへんどうなんでしょうか
ブロンソンは ルネクレマンの雨の訪問者にも出ておりますが
こっちでも英語で演技しているように見えます
で、本題 
まあ、2人の男がかっこいいこと
アラン・ドロンってやっぱいい男なんだな
賭けでするしーんで美男子は、金がなくても女が寄ってくる
見たいなコト言われている
まあレズビアンのカップルの両方とHして
かたっぽうには惚れさせちゃうんだから
絶世の美男子ではありますね
で、ブロンソン演じる フランツ。プロップのことを
POPと呼んでるPOPはおなじみ親父さんとか爺っあんといったような意味
ブロンソンはドロンより15歳年上だから
まあ、そう呼んでもおかしくない。
ドロン演じるバランはルテナント 陸軍だと中尉
プロップは階級は出てこないけど
階級章から見ると軍曹らしい
1968年の映画だけどプロップが傭兵を率いて
コンゴへ行くって言ってるんだけど
コンゴ動乱は1965年に終結してるので
部隊が1964年ごろか、さもなくばプロップの話は
コンゴでクーデターを起こす話ってことになる
つまりはアフリカの動乱の話であっても
フランス人を含む欧州の住民にはコンゴの戦争ってキーワードは
身近だったってことだよね
フランス外人部隊とその役割がちょ六と見えるにくい演出です
このころのヨーロッパの映画は
出てくる車を見るのも楽しい
この映画に象徴的に出てくるのがスィトホエンデ・エス(シトロエンDS)
仲間には21辺りが好きな人が多いですが

ワタシは圧倒的にこの19が好きです
でてくるのは計4+1

主人公がマルセイユからパリへ移動するのに使う
女が借りてきたレンタカー
しかしドロンはDSよく似合うなぁ
サムライで採取の盗んでくるのもDS19
好きなのかな?

プロップが金持ちを集めて
女性をせりにかけるシーン

3台ともDS

中盤 主人公が引かれそうになる
ドミニクの車
コレはひょっとしたら上のシーンの右の車の使い回しかもしれないので+1
そのほか、ルノードーフィンのパトカーなんかも出てきたりして
あー別の意味でもいい映画だわ
で、重箱の隅を突っつく エラー探し


S&WのM1917という45口径のモデルですが
米陸軍で使われたため自動拳銃用の弾を使うはずで
半月形のクリップがないと弾を抜き取れないはず
ちょっとだけ見えた弾は455ウエブリーみたいに見える

一番左の弾
同名のコルトの場合、ニューサービスと言うシリーズで
リボルバー用の45LCという
西部劇にも出てくる弾を使うモデルがあるのですが
S&Wにはありません

パリ市警の警部さん
スナブノーズのリボルバーを内ポケットに入れているように見えます

もっとも大きなエラー
取調室(?)でコヒーを買います(出します)

警部のカップが緑で、プロップのはオレンジ
それがカットが変わって、警部のオフィスへ移動すると

プロップが緑のカップ、警部殿は青いカップ持ってます
二杯目?それはちょっとありえない
まあそんなことを気にするのは私だけなのですが
名作中の名作です
おまけ

吹き替え版はフジテレビバージョンが良


コメント
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