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作りかけと花火とワタシ

2021-08-16 06:00:00 | どうでもいいこと
作りかけ
といいましても、模型の話じゃないです
いや、このブログの趣旨からすれば模型の話をするべきなのか(笑)

まあ、ヤフオクですわ
上の2点はウオッチしてましたが
ナイフのほうは結構安値で落ちましたね
シース(鞘)の方は入札はあったみたいですが
取り消されたのか落札者なしで終わっています
SHOPで、店頭にも並べていて
オクにも出していて
店頭で売れたものに、入札者があった場合は
入札者削除で終了でいいんですかね
それって規約に違反していない?
SHOPというかストアの場合はOKなのか
まあそれはさておき
ファスナーズという会社があります
そこの出品物を落札しました
ゆうパック


梱包方法は完璧ですな
ファスナーズというのは
もともとはその名の通りねじ類の輸出をしていた会社で
ナイフ界の超ウルトラビッグネームの和田榮さんという方が設立した
会社です。
ガーバーという会社のナイフの輸入や日本製のナイフの輸出
も手掛けた会社です
のちに
ファスナーズインターナショナル

ファスナーズメールオーダーシステム
に分かれたらしいんですが
そこら辺の事情はよくわかりません
でそのファスナーズが90年代初頭に
ガーバーという会社で廃番となっていた
ハイス(ハイスピードスチール)鋼のブレードで
作りかけのものを倉庫で見つけて全部輸入し
ハンドルを付けて売ったことがありました


これね
今回買ったのは

これと

これ
そう作りかけのブレードです
上のやつは持っていないんですが
下のやつのオリジナルは

これA450

これは、多分80年代初頭の製品
なんでわかるかといいますと
シースの色と革の質ですな

並べるとこんな感じ
上のナイフはアルミを鋳込んでハンドルにしています
アルミを鋳込むと何がいいかといいますと
ハンドルが緩まない
ハンドル内に水が浸入して腐ったりしない
ことですかね
これは2枚の刃を使ってファスナーズがプロデュースして
大阪のナイフメーカーに作らせたもの
買ったブレードは
ハイス鋼に熱処理をして通常の3倍の厚みのクロームメッキをかけたもので
おそらく製造は70年代後半
ナイフにするにはハンドルを付けるだけではなく
カッティングエッジを付けてあげないといけないんですが
なんだかこのままとっておいた方がいいように思います
ガーバーという会社は
試作品も何もかも売る会社で
試作品の色違いのハンドルのものとか
セールスマン用のサンプルとか
ガンガン出回っています
面白い会社ですね
このアメリカンクラフトマンシップを誇った会社も
フィンランドの刃物メーカーの買収されただけではなく
自社工場を閉鎖しファブレスとなり
アジアで低価格で量産し
アメリカでも2流品の扱うよなってしまったようです
残念ですね。

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