FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

旅と電車とワタシ

2022-12-22 06:00:00 | 映画
夜YoutubeをFire-TVで音楽のチャンネルをかけっぱなしにして
寝ることが多いんですが
自動再生をOnにしてあると
なぜか2本目以降の動画は
スーツさんという鉄道と旅行の動画をあげていらっしゃる方のものが再生されます
チャンネル登録はしているので
お勧めに出てくるのは納得できるんですが
とにかく2本目は必ずスーツさんという
おかしな事態です
つけっぱなしで寝てしまうんで
スーツさんの動画が一晩中再生されて
YOUTUBEさまが
”そんなにスーツ君のことが好きになったのか”
とばかりにますますスーツ君の動画を再生します
どうしましょうか
さてそんなYOUTUBEでよく見るのは岡田斗司夫さんの動画
特にジブリアニメの解説は
おおそういう見方もあるのか
と興味深いです
でもね紅の豚の解説はちょっと奇をてらい過ぎているというか
納得できない部分があるんですよ
突っ込みに突っ込む話(笑)


これです
冒頭から詳しく解説しているんですけど
ポルコは女学校の生徒が乗った飛行機が襲られるということを予想して
助けた女学生をナンパするためにテントを張り
ネクタイを締めてスタンバっている
と言っているんですが
うーんどうなんでしょうか
これ、契約している会社からの時間の割り当てなんじゃないですかね
何時から何時まではポルコロッソの分担で
何かあったら依頼を受けて出撃する
空賊相手だから私立探偵みたいに
事件が起きてから、依頼を受けて調べて出撃では間に合わない
だから、警備会社は契約している空賊狩りのパイロットに
時間を割り当てて
この時間帯はだれだれの担当って割り当て
で準備しているんじゃないかなぁ
でもポルコは腕利きだから
待っている間も飲んだくれている
待機中にネクタイしていることについて
ポルコの”普段着”はこんななのにって言ってんだけど
これサボイアのエンジン整備しているところでしょう
ネクタイは締めないわな
シャンパンを冷やしている
って言ってんだけど、
シャンパンかなぁ
これ夕食というか
食事用の白ワインじゃないかな
なんで白ワインかといいますと
彼は肉を食わないから
 

ポルコのアジトにはちゃんと家があって
普段はここに住んでいて
散らかっているので
女性を呼ぶためにテントを張っている
って言ってんだけど
サボイアの改修を終えてフィオを連れてきたときにも
テントは張りっぱなし
冒頭の女学生がさらわれた事件の後数日たっているので
もしナンパ用ならこのテントは
もっと前に撤去されているはずなんだけど
今でもテントが張られている
ボートは、サボイアがトラブルの時に近くの島まで行くため
かと思ったら、ナンパした女学生に星空を見せるために用意した
って言っているけど
上の画像を見るとドラム缶が数本置いてあります
おそらくは燃料と潤滑油のストック
これをサボイアでは運べないから
おそらくはジーナのところの従業員が船で持ってくるんじゃないかな
その時に船にアクセスするためか
水先案内をするためのボートなんじゃないかと思います
この赤い玉の付いたレバー
タイミングレバーと解説されているけど
何かわからないって言ってて
コメントで燃料のミクスチャーレバーだっていう人がいるんだけど
始動時に燃料を濃くしたいならチョーク使うんじゃないかな
たぶん点火タイミングを変更するレバー
発進/始動時と定常運転時では点火タイミングが違う
進角というのですが、今無い車もありますが
自動車のデスビにこの機能が付いています。
昔は手動だったんですよ
ラスト
ジーナさんの賭けはどうなったはワタシたちだけの秘密
で、どうなったのか?
前大戦中のポルコの乗機
 
機体番号が4
 
宮崎駿監督は、
これはポルコがジーナの
4番目の旦那だからなんです 
ウシシシシ
 
とモデルグラフィックスか何かで言っております
つまりはそういうことなのです
というか、
わたしたちだけの秘密
って締めたほうがよいんがあってよくない??

岡田さんはラストでジーナの店の桟橋にサボイアが停まっている
でもそれは古いサボイアで
本人は一つ所に腰を落ち着けることはなく
ターボプロップのエンジンを付けた『新しい』サボイアで
音速を越えて飛び回っている
って言ってます
これもおかしな話です
これですね
1.サボイアの本体で、このコンテの飛行機はサボイアの船体に
ターボプロップのエンジンを付けたもの
たった一機だけ作られて、乗りこなせないってんで放出された機体だから
替えはないんですよ
2.音速を越えて
プロペラ機で音速を越えることはできません
機体が音速を越える前にプロペラの先端の速度が音速を越えて
それが抵抗になるから
これも宮崎監督がみんな成長していくんだけど
豚(ポルコ)だけは、まだ一人だけ飛んでいるんです
エンジンをターボプロップに換装したサボイアで
とこれまたモデルグラフィックスで言っておられます。
3.照準器
ターボプロップエンジン付きとして新造されたとしたら
戦後の話ですから武装はつけられない
でもこれには、WW2の初期ごろまで使われていた
望遠鏡式の照準眼鏡が付いている
つまりはオリジナルのサボイアのエンジンを換装したもの
ということになります
4.実はカットされていない
エンディングテーマが終わったと
サボイアが翔んで
おわり
が出るんですが
このサボイア翼端から雲引いているんですよ
ということは、結構な速度で飛行しているということで
これこそがサボイア改改ということなんです
おまけ
待機中に冷やしてあるのは白ワインの理由
ポルコは豚なので豚肉はもちろん
家畜の肉は食べない
ジーナの店で頼んでいるのもこれ魚でしょ
わざわざ魚とわかるように
料理に縞を入れている
もしもこの時だけ魚を頼んでいるとしたら
そのための説明があるはずなんです
ウエイターに
今日は魚にしますか、肉にしますか
と言わせるとかね
それをやらないってことは、ポルコはここでは魚しか食べない
それが決まり、いつものことだから
そんなセリフを言わせたりしない
で、
アジトでも魚しか食べないんですよ
だから白ワインを冷やしてある
 
おまけの2
 
ポルコが機関銃の弾を選別するシーン
これサボイアに積んでるのが
原作通りドイツ製のMG08だとしたら
(原作中で悔しいが機関銃だけはドイツ製が良いと
ポルコに言わせています)
弾薬は8mmモーゼル(7.92×57mm Mauser )で
リムレス弾なのですが
映像ではリムドカートリッジのように見えます
先端部の色も違って
ウインチェスターのソフトポンとカートリッジの
ブロンズチップみたいな感じ
こういう弾頭は1920年代にはなかったはず
象なんかの大物猟には
375とかの口径のでっかいダブルライフルを使ったはずで
こういう高初速を要求される弾頭は
戦後のもののはずです
まあ光の加減かもしれませんけど
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白と灰色とワタシ | トップ | TKOとBISHとワタシ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事