FORTY THREE-SEVEN

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大兵と論述とワタシ

2024-10-16 06:00:00 | 映画
江戸開城という本を買った

著者は海音寺潮五郎先生であります
坂本龍馬の記述が日本史の教科書から消えたことが話題になりましたが
大多数の人間が思い浮かべる坂本龍馬像というのは
竜馬がゆくの竜馬であって、あれは司馬遼太郎 氏の書いたフィクションなんですが
あの内容が事実のように伝わっているのはどうかと思います
思いはしますが水戸黄門の放映翌日に水戸の市役所の観光課に
水戸光圀公は諸国漫遊などしていない!!
と誰でも知っているような話を毎週するというのも困ったものです
その本
この本で、海音寺先生が描いているのは幕末というより
維新
先生はどうも 徳川慶喜公が嫌いだったようであまりよく書かれていません
勝海舟を嫌っていたからかしら

歴史にIFは無意味な話ですが
この本に幕府が抱いていた【維新】の案が出ています
【フランス公使レオン・ロッシュは幕府に深く食いこんで、幕府の政治顧間・軍事顧問といってもよいほどであった。
いく度か計画されたフランス借款はその都度いろいろな事情によってついに実ることはなかったが、
幕府のために親身になってそういう計画を立ててくれたし、幕府の軍制を改革した後に長州をほろぽし、薩摩をほろほし、
やがて封建の制度を廃して日本を中央集権郡県の制度にするのがよいという策を教えてくれた】
幕藩体制をどう中央集権郡県制に移行させるつもりだったのか
やっぱ議会は貴族院と庶民院で貴族院は非公選かつ終身任期制 になるのかな
イギリスみたいに貴族院の議長が最高裁判所の所長を兼ねるとか
そんなんになるのかね

幕末モノというと竜馬はあまり好みではなくて
一番好きなのは
池波正太郎先生の幕末遊撃隊かな
幕末の剣士 伊庭八郎を描いた作品
これ佐藤健主演で映画化してくれないかしら
剣心とイメージだぶっちゃてダメかな

ワタシが持っているのは一番左のバージョンだけど
3種類カバーがあるらしい
一番右は・・・
ノーコメント
あとは勝海舟ね
常に貧乏なのが笑える



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