原油の暴落が止まりません。日本経済にとっては朗報なのですが株式市場は円の動きを含めて年末年始大荒れです。原油安と欧州信用不安でNYダウも年初より17501㌦▼331㌦下落と大幅下落です。今年はリスクテイクオン波乱の一年になりそうです。日本の外食産業も激変しそうです。まず、デフレの勝ち組『マクドナルド』『すき家のゼンショー』『ワタミ』の社風・風評などによる赤字転落です。これらの企業に追随する形で安易に商品の値上げに舵を切る企業も顧客離れを起こしそうです。いずれにしても負け組3社も含め大企業だからと安泰ではなく経済激変を読み違えた企業の倒産が今後起こりそうです。又世界経済がリスクテイクオンに突入すれば大方の予想を裏切り円高デフレに逆戻りする可能性が出てきます。東芝・パナソニックなどの輸出企業の国内回帰動向にも注意が必要です。と言っても中国に生産拠点を移動した中小企業がそのままで良いわけではなく中国バブル崩壊や政治的な動きに巻き込まれ全滅する可能性があり、戦国時代の織田信長張りに即断で日本へ逃げ帰る勇気も必要です。もともと弱小企業が新興国投資する場合は保証がなく博打であり現金取引で最低20%以上の利回りがなければ投資する価値はありません。当然丸損、逃げ帰りは想定されていたリスクです。
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日の米ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、原油先物相場が急落し、2009年4月以来、約6年ぶりに50ドルの大台を割り込んだ。供給過剰懸念が引き続き重しとなっている。
ロシアでは昨年の石油(ガス・コンデンセートを含む)生産量がソ連崩壊後で最高となったほか、イラクでも昨年12月の石油輸出が1980年以来の高水準となった。また米石油大手コノコフィリップス<COP.N>はノルウェー・エルドフィスク油田での石油生産を開始した。