『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

慰安婦記事批判を朝日元記者『名誉棄損』で訴える。

2015-01-10 04:40:55 | 日記

朝日新聞が誤報と認め、取り消した記事を書いた朝日元記者が名誉棄損と謝罪要求を求めて文芸春秋と西岡力東京基督教大学教授に対して1650万円の損害賠償を請求する訴えです。記事を書いた植村隆元記者が今回表に出てきたのは評価しますが、日本人が受けた名誉毀損はどうなっているのでしょうか?名誉棄損といえば「朴槿恵大統領が元祖」ですが、韓国系のやることは社会的影響などは顧みず自己の権利『生存権』を大げさに主張する姿勢です。今回、提訴している文芸春秋や西岡氏とは直接関係のない脅迫事件で被害者のように突然表に出てきて「表現の自由を守る側の人として提訴相手と討論もせず」に、さらに自身を批判した言論人を170人の支援してくれている弁護士などの力を借りて順次訴えると恫喝していますが、慰安婦と女子挺身隊を混合して日本人女性の尊厳と名誉を棄損している時点で不用意であり「批判に言論で反論しない姿勢」は記者失格です。国民側から見れば個人的な弁明よりも日本人に対し誤報により国連人権委員会の決議や慰安婦像設置問題などが新たに生じ国際社会に誤解を生み国民に迷惑をかけたとせめて謝罪してもらいたいです。

以下コピー  文芸春秋と東京基督教大の西岡力教授を提訴した元朝日新聞記者、植村隆氏は9日の記者会見で「生存権」という言葉も使ってこう被害を訴えた。

 「名誉回復、人生の再生のために戦っていきたい。私は捏造(ねつぞう)記者ではない」

 確かに、嫌がらせや脅迫が勤務先の大学や植村氏の家族にまで及んでいる現状は看過できず、断じて許されない。ただ、この日の記者会見でも、肝心の植村氏が批判を受ける原因となった記事に関しては、説明は尽くされなかった。

 例えば植村氏は平成3年8月11日付朝日新聞朝刊の記事で、匿名の韓国人元慰安婦の証言テープをもとに「『女子挺身(ていしん)隊』の名で戦場に連行され」と書いた。

 この記事の慰安婦と勤労動員によって工場などで働いた女子挺身隊との混同と、「戦場に連行」という強制連行を連想する表現とが後に問題化し、「捏造ではないか」と疑問視されるに至った。

 ところが植村氏は、記者会見で「テープで『挺身隊』と聞いたのか」と問うても、「定かでない」との答えだった。その上で、当時は韓国で挺身隊と慰安婦が同一視されていたことを繰り返し主張し、「自分にも同様の認識があった」と述べたが、テープにない言葉を恣意(しい)的に付け加えたとの疑惑は拭えない。

 植村氏は月刊誌「世界」2月号で「暴力的に拉致する類の強制連行ではないと認識していた」と書いている。記者会見でも「記事には『だまされて慰安婦にされた』と書いている」と強調し、自身は強制連行とは書いていないと訴えた。

 この問題をめぐっては、昨年12月に朝日新聞の第三者委員会が公表した報告書も「安易かつ不用意な記載」「『だまされた』と『連行』とは両立しない」と厳しく批判している。

 報告書の指摘について植村氏にただすと、「(第三者委から)注文はついている。確かに今となってはもうちょっと(丁寧に)書いておけばよかったなあ。そのくらいの話だ」との反応で反省は示さなかった。

 「私は言論人、活字の人だから、まず活字(月刊誌などに発表する論文)で説明しようと思った」

 植村氏は、これまでインタビュー取材を受けるメディアを選別してきた理由についてこう語った。一方で代理人の神原元(はじめ)弁護士は「これから170人の代理人が、(植村氏を捏造記者と呼んだ)その他の人々も順次訴えていく」と今後の裁判戦術を明らかにした。

 言論人であるならば、こうした大規模な裁判闘争に出る前に西岡氏と堂々と論戦したり、産経新聞などの取材を受けたりして、自らの言論で白黒を決めるべきではなかったかと疑問に思う。(阿比留瑠比)

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