『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

『50代でしておくべきこと』

2015-01-12 09:37:03 | 日記

直ぐに読破できる江坂彰氏本の題名です。氏は大手広告代理店東急エージェンシーで権力闘争に巻き込まれ役員手前で会社を去り執筆活動などで成功された方です。サラリーマンが過ごす定年後の生活について一つの指標となる本です。内容で気になり、重要に感じたことは退職までに退職金を使わず住宅ローンを完済すること。筆者も既にローンを完済していますが効果は予想以上で精神的な不安解消として大きい『孟子の言葉、恒産なくして恒心なし』そのものです。筆者はサラリーマンではありませんが、3、4年前に住宅ローンが完済され時は喜び、解放感が永く続きました。老後の蓄え、退職金を使わずにがサラリーマンには重要です。又奥さんには家では頭が上がらず負けてちょうどいいこと。家事をやらず、離婚したくなければしょうがありません。定年後も『職業に貴賤なし』と金銭にはこだわらず働けるうちは働き続けること。そして老後は欧米人が持つ楽天性と生活を楽しむ姿勢を取り入れること。これらを実行できるように50代の内から準備しておくことの重要性を説いていました。

以下コピー  サラリーマンには定年がある。
いくら元気で、まだまだ働きたくても、否応なく会社を去らなければならない。
いまや人生80年の時代。
定年後の20年を心豊かに生きるためには、定年前50代からの準備が大きくものをいう。
仕事、お金、生活、趣味、生きがい、夫婦・家族、そして死……。
サラリーマンの悲哀も喜びもよく知る作家・経営評論家の江坂彰さんが、
72のポイントに整理し、読みやすくわかりやすく説く。
定年前も定年後もしあわせになる。

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