WBC日本代表のに対して、激辛の批評が専門家から起きています。確かに、どちらが日本代表?首をかしげたくなる戦い方です。小久保監督もジャイアンツ出身らしく、質の高い著名選手ばかり集めて軸の選手が不在です。やはり、野球は団体競技。纏まりがなければ勝てません。今回も期待先行で結果がついてくるか疑問。筆者が今季も広島カープの優勝を予想する訳もここにあります。飛び抜けた選手が少なく、同一チーム内で複数の同年代ライバル関係があるチームは強い。成績不振はもちろん、ケガでおちおち休むことも出来ないチームは常に緊張感が漂います。仕事も同じで、安定感を求める人は公務員にでもなったほうがいい。波乱、カオスこそ成長の源泉です。
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サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(81)が5日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演し、WBC日本代表のオリックスとの強化試合を前中日監督の谷繁元信氏(46)とともに厳しく解説した。
日本は一回、先頭の山田が中前打で出塁。2番・菊池が送りバントを失敗した場面で、野村氏は「一回の表からオールジャパンの選手に送りバントはいらないだろ」とポヤキ節。谷繁氏が「この間からノーアウトでランナー一塁出して、ノーサインでほとんど打たせているんですよ。でもスコアリングポジションに全然(走者を)送れてなかった」と解説すると、「それを気にしてんのか。周りの目を気にしてるようじゃ監督はできない」と厳しい見方を示した。
野村氏はまた、自らの悪送球も絡み、一回に2失点した先発の藤浪について「解説のしようがない。下手くそとしか言わないよ。どっちがオールジャパンなの」とあきれた表情。五回には捕手・小林の癖を見抜き「正式に構えたらフォーク。腰を引いているときは(片足ひいたら)フォークなし。フォークはワンバウンドが来る確率が高いから気持ちは分かるよ」と指摘。番組では映像が流れ、小林は真っすぐの際は実際に片膝をついて構えていた。
7日にWBC1次ラウンドでキューバとの初戦を迎える日本。野村氏はキーマンに小久保監督を挙げた。「監督がしっかりしないとダメ。国際大会で大事なのは監督ですよ。しっかりミーティングをやって選手に考えを叩き込んで、本番ではこういうミスは困るということをよく相談してテーマを作って試合をやってもらいたい」とエールを送った。