今日は為替が大きく円高振れ。8/1のNew York為替は107.255円。今日は円高、New Yorkダウ大幅安のダブルパンチです。
今日の日経平均は先物も2%下落しており、大幅安は避けられません。
❷トランプ大統領が逆立ちしても、もはやファーウェイの優位を覆すことは不可能であり、結局世界はGAFA vs
BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ) で二分割される可能性が高いようです。韓国は経済的に
BATHグループと結びつきが強く、そのことが米国の対韓政策に影響を与えているとも言えます。
以下抜粋コピー
米国株は下落、米中貿易摩擦への懸念が再燃(1日)米国株式相場は下落。ダウ平均は280.85ドル安の26583.42、
ナスダックは64.30ポイント安の8111.12で取引を終了した。FOMCでのパウエルFRB議長の発言を受けた売りが一服し、
買いが先行。利下げ継続への期待が持ち直したものの、午後になってトランプ大統領が、9月1日より中国からの
輸入品3000億ドル相当への10%の関税を課す計画を発表し、米中貿易摩擦再燃への懸念から下落に転じた。
セクター別では、公益事業や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で銀行や耐久消費財・アパレルが下落した。
❷深センのファーウェイ本社では8万人が働く、一大「ファーウェイ・タウン」となっていて世界中からの出張組も
受け入れるホテルがあり、社員食堂も充実しているという本社潜入記から本書は始まる。 まるでワンダーランド、じつはその対面がフォックスコン本社だ。 アメリカが敵視しているファーウェイのダークサイドより、どちらかと言えばブライトサイドを観察する。
ファーウェイはスパイ企業ではないかのような明るい側面が強調される。 米中貿易戦争とトランプの大統領権限法の発動、そして商務省のエンティティリストによって、ファーウェイは米国市場から排斥された。
この中国の巨人企業の排除に積極的に同調しているのは豪、ポーランド。
消極的ながら基地局、中枢部品を使わないとしているのがカナダ、NZ,日本など。 ところが反共同盟であるはずの英国は日和見、韓国、台湾は迷惑顔、そしてアジア諸国は米国の顔色も見るが、
なにしろ廉価、条件などを勘案すれば、ファーウェイを選択する。中国と敵対している筈のインドにしても、
中国製スマホが圧倒的シェア、EU諸国も右に倣えときた。 したがってアジアタイムズなどの直近データを用いると、ファーウェイを筆頭とする中国勢は向こう五年間に
4790億ドルの商圏が拡がると予測しており、現実には中国主要50都市に10万の基地局を新造し、
世界の3分の1のシェアは中国企業が戴くとしている。 このため、2020年から2025年にかけて2180億ドルの投資を行うが、資金の目処はベンチャーキャピタル
の勃興があって、十分に補えると強気の予測である。 現実に通信は宇宙に浮かぶ通信衛星と海底ケーブルが基軸であり、中国の『北斗システム』は2020年から稼働を始める。
ファーウェイ、小美、OPPOなどは、すべてこの衛星システムに依拠する。 海底ケーブルの敷設は驚くほどの迅速さで、海のシルクロードに沿って、5万361キロの海底カーブルを敷設し、
ファーウェイとは表面的に切り離して別のダミーが、運営するかたちをとる。