『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝ルビコン川を渡った韓国・日米韓関係にくさび❞文大統領日本とGSOMIAを更新しないと発表

2019-08-23 07:30:48 | 日記

韓国政府は日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を更新しないことを決めたと発表した。韓国内では文大統領が法務部長官候補に指名したチョ国(チョ・グク)前青瓦台民情首席秘書官の家族に関する不正が取り沙汰され、この人事に対する批判が高まる中、このような決定を下したのは、批判をそらす目的があると非難する動きもあるようですが、韓国はルビコン川を渡ってしまった。韓国メディアは、22日夕の韓国大統領府の発表直前まで、文政権は延長を決める可能性が高いと報じていた。しかし、文氏の演説にも日本が無反応だったことが、決定打となったという。米国が再三の警告にも係わらず、従わない韓国に対して、「韓米日の連携」よりも北朝鮮・中国・ロシア側を選んだと裏切りを認定するかもしれません。今回の決定に影響を与えたかもしれない文大統領が法務部長官候補に指名したチョ国(チョ・グク)前青瓦台民情首席秘書官の家族に関する不正も今後クローズアップされるかもしれません。CRISIS AHEAD(先の危機)です。


以下抜粋コピー

 韓国最大野党「自由韓国党」は青瓦台の決定について、「韓米日の連携」よりも北朝鮮・中国・ロシア側を選んだ可能性を指摘し、「理性を失った決定」として強く批判。文大統領が法務部長官候補に指名したチョ国(チョ・グク)前青瓦台民情首席秘書官の家族に関する不正が取り沙汰され、この人事に対する批判が高まる中、このような決定を下したのは、批判をそらす目的があると非難した。同党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表はこの日午後、GSOMIA破棄に関する説明を青瓦台から受けた後、記者団に対し、歴史問題が経済につながり、さらに安保問題にまで影響したことに強い懸念があるとし、「伝統的な韓米同盟と韓米日協力よりも北、中国、ロシア体制に入ろうとする内心を見せたのではないかと思う」と述べ、「結局は国益よりは政権の利益に従った決定ではないかという気がする」と指摘した。

 自由韓国党では今回の決定について、政治的な意図があると見る向きが少ない。同党の金武星(キム・ムソン)国会議員は「文在寅政権が理性を失った。チョ氏の問題を隠すため、劇薬を使ったようだ」とし、国の安保よりもチョ氏選ぶというとてつもない過ちを犯したと非難した。

 ただ同党の一部では、GSOMIAの破棄を強く批判すれば、国民に「日本びいき」のレッテルを貼られる可能性があると懸念している。チョ氏の人事を巡り政府・与党を追い詰める好機に悪いレッテルを貼られれば、窮地に陥る恐れがあるとの懸念だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする