2008年の金融危機以前にサブプライム住宅ローンの崩壊を予見し「世紀の空売り」を行ったことで知られるスティーブ・アイズマン氏は、消費者が新技術を利用するために電話やアプリをアップグレードする必要があるとし、アップルが人工知能(AI)革命で大勝利を収めるとの見通しを示した。
ニューバーガー・バーマン・グループのポートフォリオマネジャーのアイズマン氏は7日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が早くからAI革命の恩恵を受けている一方、アップルもAIで偉大なプレーヤーになるだろうと語った。
アップル株を所有するアイズマン氏は「AIアプリがたくさん出てくるとみられる。クラウド上のデータセンターで使うのではなく、携帯電話で使うことが望まれるだろう」と述べた。
同氏は新しいAI技術への需要から「携帯電話やノートパソコンの全く新しい販売サイクルが生まれる」と語った。
パレスチナ自治区ガザへの攻撃に抗議して全米各地の大学で繰り広げられているデモについては、8月にシカゴで開催される民主党全国大会でも続き、「民主党の顔になりつつある」と話した。
11月の大統領選については、「ドナルド・トランプ氏が全ての激戦州を制し、当選することは、現時点では完全に不可避だ」と予想した。
★ブルームバーグが報じたところによると、アップルは次期iPhone向けのOS「iOS18」に生成AIを搭載するため、OpenAIおよびグーグルと交渉中だという。
- iPhone16は2024年秋に発売される予定だ。
- アップルCEOのティム・クックはここ数カ月、アップルが2024年にAIに関して大きな計画があることをほのめかしていた。
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