米国が起こしたイラク戦争により拘束され2006年死刑執行されたサダム・フセインですが、死刑執行される直前、立会人の一人から『地獄に落ちろ、❝Go to hell❞』と罵倒されました。執行台に向かうフセインは『地獄とはイラクのことか?❝Go to hell is Iraq❞』と答えています。イラク戦争により魂を奪われ戦わず逃げ出すイラク兵がイスラム国との戦闘で多発しています。その隙をイスラム国に浸食され、善良な女・子供を含むイラク住民が大量虐殺され、国家が分断されている現在のイラクは地獄そのものです。フセインは以下のように裁判でも発言しています。『アメリカの補佐官がイラク人に命じて書かせた、まがい物の憲法によって私は嘘つき呼ばわれされ死刑にさせられようとしているが、米国がイラク攻撃の根拠としていた大量破壊兵器・テロリズムとの関係は何も見つからなかった。』イラクが大量破壊兵器やテロリズムとの関係が無かったことは後日証明され済みです。大量破壊兵器も核も持っていない死刑執行されたサダム・フセインがかつてのイラク憲法により安定してイラクを支配していた方が良かったと思っている人は筆者だけではないと思います。
以下コピー 【ワシントン時事】カーター米国防長官は24日放送のCNNテレビのインタビューで、過激派組織「イスラム国」にイラク中西部アンバル州の州都ラマディを制圧されたことに関し「イラク軍が戦う意志を見せなかった」と述べ、イラク政府軍の士気の低下が過激派組織の伸長を許したと批判した。
長官は「イラク軍は数の面で敵をはるかに上回っていたが、戦わずして撤退した。過激派組織と戦うイラク軍の意志に問題がある」と指摘。「われわれは訓練と装備は供与できるが、戦う意志は提供できない」と述べ、軍の士気を立て直すようイラク側に求めた。
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