2011年5月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節のレバンテ対サラゴサ戦をめぐる八百長疑惑で、バレンシア裁判所がスペイン検察当局からの告発を受理したとスペイン紙『マルカ』が報じました。昨年12/27日記者会見ではハビエル・アギーレ監督は問題となっている金銭授受について具体的説明はせず『私は無実だ。信じてくれ』とのみ語りサッカー協会や代表選手もアギーレ監督が無実だと主張しているの信じるしかない。さらにサッカー協会は、本人が無実を主張しているので無罪ではあるけれどトラブルに巻き込まれ世間をお騒がせした、そのことをお詫びしたい。という国際社会には通用しない論理でその場を押し切りました。しかし、アギーレ監督や協会の願いとは裏腹に『八百長疑惑』は告発を受けて大型八百長事件へと移りつつあります。アギーレ監督は振り込まれたお金は何の金か?何故すぐ引き出したのか?裁判とは関係なく疑問に答える必要があります。その説明が出来なければ途中解雇でも仕方ないでしょう。下手に日本人しか理解できない『私は無実だ。トラストミー』と連呼しドメステックな連帯感で擁護してもサッカー協会が傷を負うだけだと思います。
以下コピー 告発の対象は日本代表のアギーレ監督を含む関係者41人とクラブとしてのサラゴサ。同紙によると、2月から本格的な捜査が始まり、十分な嫌疑があると判断された場合、起訴となる。捜査の中で関係者の事情聴取も行われる見通しで、アギーレ監督自身が裁判所に出頭し、証言することになる。2月に代表活動はないが、捜査は数か月から1年程度かかるとみられており、今後の監督業務への影響は否定できない。
まともな回答を得られなかったAP通信のジョン・パイ記者は日本の報道陣に対し、「とても不満足。もう少しきちんと公に説明した方がいいのでは。受理についてYES、NOだけでも答えるべきだ」と首をかしげた。さらに、「豪州代表で同じスキャンダルが起きれば、監督が話せなくても誰かが横について説明するだろう」と日本協会の対応に苦言を呈した。