五月七日スマナサーラ師が日比谷公会堂でおこなった東日本大震災犠牲者追悼のための瞑想と祈りの概要が「samgha」6月号にでていました。概略を紹介します。
「慈悲はすごい力を持っている。お釈迦様は自分を害しようとした象にたいして慈しみのことばをかけると其の象は正気に返ったとされる。自分も或る人に対して慈悲の瞑想をするとその人は突然理性をとりもどした。慈悲の瞑想で人生や会社の状態が好転したという報告が . . . 本文を読む
大師の入定後、天台宗の円仁は法照の五会念仏をわが国に伝えて、比叡山に常行三昧堂を建て、ここに不断念仏を宣揚した。爾来、空也、源信を経て良忍にいたり、華厳・天台の思想の上から浄土念仏を摂取し、弥陀直授の法門と称せらる、「一人一切人、一切人一人、一行一切行、一切行一行、十界一念、融通念仏、信百億遍、功徳円満」の八句を本として融通念仏宗を開創しわが津々浦々に至るまで、これを弘通せられたのである。
かかる . . . 本文を読む
Q,葬送の自由といい散骨などがおこなわれていますが理にかなっているのでしょうか?
A,「真俗仏事編」(18世紀の密教書)によると、
「天竺には四種の葬送の法がある。一つは水葬でこれは死者を江河に投げて魚鰲の食とする。二つは火葬で薪を積んで焼く。これを荼毘とも闍維(じゃゆい)ともいう。三つには土葬で岸のほとりに埋めて速やかに朽ちるようにする。四つには林葬で寒林に捨て置いて諸々の禽獣の食とするので . . . 本文を読む