妄執について
1、自他の差別に執着して迷っている妄執を粗妄執
2、法の実存に執着して迷っている妄執を細妄執
3、一切法において能所(主観、客観)があると思い一切法は平等法界性(すべての事柄 は平等)であると知らない惑いを極細妄執
という。 . . . 本文を読む
根来山大伝法院御詠歌
第一番 根来寺やいおぶ(五百)のやまの 峰高く いまもすむらん 円明の月
第二番 おしなべて たれも仏になりぬとは 鏡の影に 今日こそは見れ(鳥羽上皇作千載和歌集)
第三番 たかのやま わかれてこしも ことさらに 法(のり)をつたえん 世々のためにも(三条西実隆、高野山参詣日記) . . . 本文を読む