福聚講の護国寺定例参拝会が、8月18日午後2時、東京・音羽の神齢山 護国寺で行なわれました。この日、18日は、同寺では、ご本尊・如意輪観世音菩薩像の御開帳日にあたり、本堂の中央須弥壇の上の開かれた厨子の帳の奥に、如意輪観世音様の像を遥かに拝観する事ができました。が、如何せん、離れているため、はっきりと御影が見られないのが、心残りでした。
高原講元様が、導師となられて、鉦をつきながら、読経。私た . . . 本文を読む
越後の國の神融聖人、
いかづちをしばりてたふをたてたること
縛雷起塔語 第一
今は昔、
越後國に聖人有けり、名をば神融と云ふ。世に古志の小大徳と云ふは此れ也。幼稚の時より
法花経を受け持て、晝夜に讀奉るを以てやくとして年来を経たり。亦、懃に佛の
道を行ふ事怠る事无し。然れば、諸人、此の聖人貴び敬ふ事无限し。
而る間、其の國に一の山寺有り、國上山と云ふ。而るに、其の國に住む人有けり、
専に心をおこ . . . 本文を読む