1、最近又も俗世の煩悩にからめ捕られたことがあり、つくずく法然上人や親鸞上人の教えが身近に感じられてならなくなりました。十善戒(不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見)すら一日たりとも守れてないのですから・・。釈雲照師は十善戒は一時でも守ればいいのである、とおっしゃっていますがなかなかそれすら難しいのです。
2、道元禅師の歌「世の中はまどより出るきさ . . . 本文を読む
この一年、さまざまの俗事が起こり、そのたびにわが身の煩悩の熾盛さに繰り返し気付かされました。
こういうときは
「弥陀の本願には、老少 善悪の人を選ばれず、ただ信心を用とすとしるべし。そのゆえは、罪悪深重 煩悩熾盛の衆生をすくわれんがための願にまします。」(歎異抄)ということばや
「煩悩にまなこさへられて 摂取の光明みざれども 大悲ものうきことなくて つねにわが身をてらすなり」(高僧和讃)とい . . . 本文を読む