福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・11、

2017-11-11 | 頂いた現実の霊験
十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・11、 諸佛曼荼羅の6 ・第八観世音菩薩、第九勢至菩薩、第十阿弥陀如来は弥陀の三尊帳で、観音勢至は阿弥陀如来の智慧の両徳ということになる。( 観音菩薩は、逆修日記には「百箇日、八月八日、平等王、本地観音種子サ、請観音経に曰く。衆生もしこの名を聞かば、垢を離れて解脱を得ん。あるいは諸の地獄に遊戯し、大悲代わって苦を受けん。」とあり、印融の「諸尊表 . . . 本文を読む
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「菩提心を因と為し、大悲を根と為し、方便を究竟と為す(大日経住心品)」の意味

2017-11-11 | お大師様のお言葉
大日経住心品にある「菩提心を因と為し、大悲を根と為し、方便を究竟と為す」ということばのいみがどうしてもわからなかったのですが、最近わかった気がしてきました。今までは顕教の常識にとらわれてこうかんがえていたのです。即ち「大悲心を因とし、衆生を済度するのを方便とし、その結果菩提心という悟りへ到達する」と思いこんでいたのでわからなかったのです。密教ではこの関係が逆転するのでした。すなわち誰もが持つ . . . 本文を読む
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