・十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・29
第七章
第十一節、阿閦如来。
阿閦とは梵語でアキシュビヤで、翻訳して「不動」という。この尊は東方に位して菩提心を発することを司る。十三佛曼荼羅は密教の根本思想によって組織せられたのであるから、十三佛は大日如来の四方の眷属の中の南方不二の虚空蔵菩薩を中心として、第二番目修行の初位には北方釈迦如来を置き、修行の終位たる第十一番目には . . . 本文を読む
「彼(ウオルト・ホイットマン、『草の葉』の作者)の好きな仕事は、一人で戸外をぶらぶらと当てもなく歩き回って、草や花や日向の並木や変化する空の様子を眺めたり、鳥やコオロギや、雨蛙や、そのほか限りない自然の音響に耳を傾けることであった・・実際ウオルターホイットマンほど多くのものを好み、僅かなものしか嫌わなかった人間はかってなかったであろう。・・彼は彼の出会う男、女、子供のすべてを好いているようにみえた . . . 本文を読む