今日も天気予報は雨でしたが実際は曇り空でほとんど雨にもあわずお参りできました。
今日は18日でご本尊様の御開帳の日です。境内には五色の幡がはためいています。「幡(はた)」はサンスクリット語のパターカー(patākā)という言葉に由来し、仏や菩薩を荘厳・供養するために用いられるものです。また、『維摩経』によれば降魔の象徴とされ、幡を立てることで福徳を得て長寿や極楽往生につながるとされています。仏具 . . . 本文を読む
十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・18
この中で何故に我が国の八百万の神を外金剛部院として列せざるのであるやという疑問は屡々密教曼荼羅について遭遇する疑問である。わが国に密教の伝来したのは平安初期、このころは聖武帝以来の本地垂迹説が既に上下に信じられていた時代であったので、佛を拝すれば日本の神祇は全くその中にありとせられたる時代である。この十三佛曼荼羅の成立するころには全く佛の . . . 本文を読む
煩悩
心のけがれ
・・・貪り、瞋り、愚かさは熱のようなものである。どんな人もこの熱の一つでも持てば、いかに美しい広々とした部屋に身をよこたえても、その熱にうなされて、寝苦しい思いをしなければならない。
この三つの煩悩のない人は、寒い冬の夜、木の葉を敷物とした薄い寝床でも、快く眠ることができ、蒸し暑い夏の夜、とじこめられた狭苦しい部屋でも安らかに眠ることができる。
この三つは、この世の悲し . . . 本文を読む