中論・觀業品第十七 (三十三偈)
(「業は皆な空にして無性、如幻、如夢、如炎・如嚮なり」というのがこの第十七品の結論)
問曰、汝種種に諸法を破すと雖も而も業は決定して有り。能く一切衆生をして果報を受しむ。經説の如し。一切衆生は皆な業に随って生ず。惡者は地獄に入り福を修する者は天に生 . . . 本文を読む
東寺国宝談義本尊御影について(水原堯栄「弘法大師御影」及び「宸翰英華」より)「絹本着色。竪四尺五寸八分、横二尺五寸、桐箱裏に寛延二巳巳年十月補修。于時年預。寶菩提院法印大僧都覺空。軸の表装に後宇多院宸翰談義本尊。八祖様式、・・・線は潤達遒倒である。念珠は百八果半装束様である。床冗は四脚唐草模様金具附上に茵(しとね)をしいてある。衣袈裟は香染衣である。東宝記には「大師御影一鋪一幅、後宇多院宸筆、右談 . . . 本文を読む